特許
J-GLOBAL ID:200903024541866967

負荷制御式自動ブースタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-545740
公開番号(公開出願番号):特表2002-512921
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】本発明は、その後方部分(82)が弁(91,92,93)を作動し、力伝達部材(12,14)にブースト力を加える空気圧ピストン(5)内に収蔵されるようになっているプランジャ(8)によって作動される空気圧ブースタに関する。本発明によると、プランジャ(8)は、スプリング(15)により後方部分に結合される前方部分(81)を包含し、前方部分(81)及び力伝達装置(12,14)は、プランジャがその最大駆動位置にある間にブースト力が所定の閾値を超えたときに、前方部分(81)をピストン(5)に固着して、急制動作用に続いてブースタの駆動を延ばすことができるようにする保持装置(16,17)を包含する。
請求項(抜粋):
剛性ケーシング(1);作動状態において第1圧力(Pd)を受ける前方室(3)と、選択的に前方室(3)に接続されるか又は第1圧力(Pd)よりも高い第2圧力(Pa)を受ける後方室(4)とをケーシング(1)の内部に密封態様で画成する可動壁(2);可動壁(2)と一緒に動く空気圧ピストン(5);前方室(3)に向かって指向する軸線駆動方向(X+)に選択的に発揮される入力(Fe)と、軸線駆動方向(X+)とは反対の軸線戻り方向(X-)に主スプリング(71)により発揮される戻し力(Fr)との関数としてピストン(5)内を移動し、この戻し力(Fr)が作動ロッド(7)を戻し位置へ押圧し、所定の限界速度よりも低いかあるいは高いかいずれの速度で入力(Fe)が加えられるかに因り、入力(Fe)が作動ロッド(7)を中間駆動位置あるいは最端駆動位置へ押圧するようになっている作動ロッド(7);ピストン(5)内に収蔵され、作動ロッド(7)によって駆動されるプランジャ(8);プランジャ(8)の後方部分(82)により支持された環状弁座(92)を包含し、作動ロッド(7)が休止位置にあるときに後方室(4)を前方室(3)に接続し、作動ロッド(7)がその駆動位置の1つにあるときに後方室(4)を第2圧力(Pa)にさらす三方弁(9);弁(9)が後方室(4)を第2圧力(Pa)にさらしたときにピストン(5)の前面(51)により発揮されるブースト力(Fa)を受けてこれを伝達でき、ブースト力(Fa)に因る反力で入力(Fe)に対して反作用できる反動装置(13,14)を包含する力伝達装置(10,11,12,13,14)を包含する空気圧ブレーキブースタにおいて、プランジャ(8)が、後方部分(82)に結合される前方部分(81)を包含していて、戻し力(Fr)よりも小さい相互接触力(Fc)を前方及び後方部分(81,82)の間で発揮する副スプリング(15)によってこれらを結合し、前方部分(81)及び力伝達装置(10,11,12,13,14)は、作動ロッド(7)がその最端駆動位置にある間にブースト力(Fa)が所定の閾値(S)を超えたときに、前方部分(81)をピストンに固着できる逆転可能な保持装置(16,17,101,810,811,8110)を包含することを特徴とする空気圧ブレーキブースタ。
Fターム (4件):
3D048BB26 ,  3D048CC26 ,  3D048EE15 ,  3D048QQ08

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