特許
J-GLOBAL ID:200903024543419941

特異的に置換されたインデニルリガンドを含有したメタロセンを使用するオレフィンポリマーの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192584
公開番号(公開出願番号):特開平6-157661
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特異的に置換されたインデニルリガンドを含有したメタロセンを使用するオレフィンポリマーの製造法を提供する。【構成】 オレフィンの重合に対する極めて有効な触媒系は、助触媒(好ましくはアルミノキサン)および式(I)のメタロセンを含み、このとき好ましくは、M1はZrまたはHfであり、R1とR2はアルキルまたは水素原子であり、R5は水素原子またはアルキルであり、R3とR4はアルキルであり、R3、R4、およびR5はハロゲン化されていてもよく、-(CR7R8)m-R6-(CR7R8)n-は単員または多員の鎖であり、このときR6は(置換された)ヘテロ原子であってもよく、m+nは0または1である。
請求項(抜粋):
式Ra-CH=CH-Rb(式中、RaとRbは、同一または異なっていて、水素原子もしくは1〜14個の炭素原子を有する炭化水素基であるか、あるいはRaとRbは、それらを連結する原子と一緒になって環を形成してもよい)で示されるオレフィンを、遷移金属化合物としてのメタロセンから形成される触媒と助触媒との存在下で、溶液中、懸濁液中、または気相中において、-60〜200°Cの温度、および0.5〜100バールの圧力にて重合または共重合させることによるオレフィンポリマーの製造法であって、このとき前記メタロセンが式(I)(式中、M1は、元素周期表の第IVb、Vb、またはVIb族の金属であり;R1とR2は、同一または異なっていて、水素原子、C1〜C10-アルキル基、C1〜C10-アルコキシ基、C6〜C10-アリール基、C6〜C10-アリールオキシ基、C2〜C10-アルケニル基、C7〜C40-アリールアルキル基、C7〜C40-アルキルアリール基、C8〜C40-アリールアルケニル基、またはハロゲン原子であり;R3、R4、およびR5は同一または異なっていて、R3とR4および/またはR5は水素以外の基であって、C1〜C20-アルキル基、C6〜C20-アリール基、C2〜C10-アルケニル基、C7〜C40-アリールアルキル基、C7〜C40-アルキルアリール基、またはC8〜C40-アリールアルケニル基であり、さらにこれらの基はハロゲン化されていてもよく;R4またはR5は、いずれかが水素であってもよく;R6は、=BR9、=AlR9、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2、=NR9、=CO、=PR9、または=P(O)R9であって、このときR9、R10、およびR11は、同一または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10-アルキル基、C1〜C10-フルオロアルキル基、C6〜C10-アリール基、C6〜C10-フルオロアリール基、C1〜C10-アルコキシ基、C2〜C10-アルケニル基、C7〜C40-アリールアルキル基、C8〜C40-アリールアルケニル基、またはC7〜C40-アルキルアリール基であるか、あるいはR9とR10、またはR9とR11が、それぞれの場合においてそれらを連結している原子と一緒になって環を形成し;M2はケイ素、ゲルマニウム、または錫であり;R7とR8は、同一または異なっていて、R9に関して規定したとおりであり;そしてmとnは、同一または異なっていて、0、1、または2であり、このときm+nが0、1、または2である)で示される化合物である、前記製造法。
IPC (2件):
C08F 10/00 MFG ,  C08F 4/642
引用特許:
出願人引用 (1件)

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