特許
J-GLOBAL ID:200903024553054992

トリポード型等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-290297
公開番号(公開出願番号):特開平10-131979
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【目的】 ジョイント角を付した状態での回転力の伝達時に、外側ローラ13aの転動方向とガイド凹溝15a、15a′の方向とがずれる事を防止する。そして、トラニオン8、8に生じる軸力を抑えて、振動の発生を抑えると共に、伝達効率を向上させる。【構成】 回転力の伝達時に外側ローラ13a、13aの外周面は、アンカ側のガイド凹溝15a、15aの底面を構成する平坦部29、29に当接する。この状態で各トラニオン8、8の中心軸を上記平坦部29、29に対し、角度θだけ傾斜させる。
請求項(抜粋):
第一の回転軸の端部に固定される、軸方向一端側が開口した中空筒状のハウジングと、このハウジングの内周面に円周方向に亙って等間隔に形成された3個の凹部と、これら各凹部の内面で互いに対向する部分に、それぞれ上記ハウジングの軸方向に亙って各凹部毎に1対ずつ形成され、それぞれの底面を平坦面としたガイド凹溝と、上記各凹部内に進入する3本のトラニオンを外周面に円周方向に亙って等間隔に固設し、第二の回転軸の端部に固定されるトリポードと、それぞれ上記各トラニオンの外周面に、回転自在に支持された3個の内側ローラと、それぞれの外周面を上記各凹部毎に1対ずつ設けられたガイド凹溝に上記ハウジングの軸方向に亙る変位のみ自在に転接する円筒面状の転動面とすると共に、上記各内側ローラに揺動自在に外嵌された3個の外側ローラとを備え、これら各外側ローラの上記各トラニオンの軸方向に亙る変位を自在としたトリポード型等速ジョイントに於いて、上記各凹部毎に1対ずつ設けられたガイド凹溝のうち、少なくとも回転伝達時に上記外側ローラの外周面が押圧されるガイド凹溝の底面と上記各トラニオンの中心軸とを、ジョイント角が0度の状態で互いに非平行とした事を特徴とするトリポード型等速ジョイント。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-505204
  • 特開平4-282028

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