特許
J-GLOBAL ID:200903024558168970
共鳴管冷凍機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117508
公開番号(公開出願番号):特開平7-301470
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 熱効率の良好な共鳴管冷凍機の提供。【構成】 共鳴管冷凍機1は,共鳴管11と,音源21と,共鳴管内に収容した作業流体と,複数の流路壁121を有するスタック12と,吸熱用熱交換器15と,放熱用熱交換器16と,流路壁121の間隔を変化させるアクチュエータ22と,制御手段40とを有する。制御手段40は,作業流体が吸熱用熱交換器15側に変位し圧力が平均的に下降する第1期間と,作業流体が放熱用熱交換器16側に変位し圧力が平均的に上昇する第2期間とにおいて,流路壁121の間隔を縮小させその他の期間は流路壁121の間隔を拡大させる。
請求項(抜粋):
一端を閉じた共鳴管内に音波による定在波を発生させ,共鳴管内に収容した作業流体とスタックとの間に生ずる熱力学的相互作用によりスタックの側方への熱輸送を発生させる共鳴管冷凍機であって,該共鳴管冷凍機は,共鳴管と,該共鳴管内に上記定在波を生じさせる音源と,上記作業流体と,上記定在波による作業流体の振動方向に平行な複数の流路壁を有するスタックと,該スタックの一側方に配置した吸熱用熱交換器と,該スタックの他の側方に配置した放熱用熱交換器と,上記スタックの流路壁の間隔を変化させるアクチュエータと,上記定在波の振動周期に同期して該アクチュエータを操作する制御手段とを有しており,上記スタックは,定在波の圧力振動の腹部と節部の中間部の近傍に配置されており,上記制御手段は,上記アクチュエータを操作し,作業流体が上記吸熱用熱交換器側に変位すると共に圧力が平均的に下降する第1期間と,作業流体が上記放熱用熱交換器側に変位すると共に圧力が平均的に上昇する第2期間とにおいて,スタックの流路壁間隔rを縮小させ,上記第1期間と第2期間とを除く期間においてはスタックの流路壁間隔rを拡大することを特徴とする共鳴管冷凍機。
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