特許
J-GLOBAL ID:200903024558590078

アクティブマトリクス液晶表示素子及び投射型アクティブマトリクス液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268796
公開番号(公開出願番号):特開平5-210124
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】液晶樹脂複合体を挟持した液晶光学素子の色バランスを取りながら中間調表示におけるヒステリシスによる像の焼き付き現象を低減する。【構成】液晶表示素子の液晶樹脂複合体として、液晶粒子が非球形であり、そのアスペクト比を1.3〜2.3とし、液晶の平均粒子径、比誘電率異方性、弾性定数及び粘度を特定範囲とし、かつ、各色で色バランスを取る。
請求項(抜粋):
複数の色光源と、各色光源からの光が入射する複数のアクティブマトリクス液晶表示素子と、アクティブマトリクス液晶表示素子から出射した光を合成投射する投射光学系とを有する投射型アクティブマトリクス液晶表示装置において、アクティブマトリクス液晶表示素子が画素電極毎に能動素子を設けたアクティブマトリクス基板と、対向電極を設けた対向電極基板との間に、誘電異方性が正のネマチック液晶が樹脂マトリクス中に分散保持され、電圧の印加時または非印加時のいずれかの状態においてその樹脂マトリクスの屈折率が使用する液晶の屈折率とほぼ一致するようにされた液晶樹脂複合体を挟持してなるアクティブマトリクス液晶表示素子であり、樹脂マトリクス中に分散保持される各色の液晶の平均粒子径R<SB>x</SB>( μm) 、そのアスペクト比A<SB>x</SB>、各色の電極間間隙d<SB>x</SB>( μm) 、用いる液晶の比誘電率異方性Δε<SB>x</SB> 、弾性定数K33<SB>x</SB>(10<SP>-12</SP>N)、粘度η<SB>x</SB>(cSt)、屈折率異方性Δn<SB>x</SB>、各色の主波長λ<SB>x</SB>(μm) とが、3(K33<SB>x</SB>/ η<SB>x</SB>)<SP>0.5</SP> >R<SB>x</SB>/A<SB>x</SB> >0.7(K33<SB>x</SB>/ Δε<SB>x</SB>)<SP>0.5</SP> (1)1.3 < A<SB>x</SB> < 2.3 (2)の関係を満足し、少なくとも一組のアクティブマトリクス液晶表示素子間でi≠jとして、Δn<SB>i</SB><HAN>・</HAN>R<SB>i</SB>/(A<SB>i</SB><HAN>・</HAN>λ<SB>i</SB>)≒Δn<SB>j</SB><HAN>・</HAN>R<SB>j</SB>/(A<SB>j</SB><HAN>・</HAN>λ<SB>j</SB>) (3)かつ、d<SB>i</SB>/R<SB>i</SB> ≒d<SB>j</SB>/R<SB>j</SB> (4)の関係を満足するか、または、Δn<SB>i</SB><HAN>・</HAN>d<SB>i</SB><SP>2</SP>/ λ<SB>i</SB> ≒Δn<SB>j</SB><HAN>・</HAN>d<SB>j</SB><SP>2</SP>/ λ<SB>j</SB> (5)の関係を満足し、液晶樹脂複合体の電極面に垂直方向の切断面で、液晶の粒子の長軸の方向が2次元的にほぼランダムな方向を向いていることを特徴とする投射型アクティブマトリクス液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/137 ,  G02F 1/1333

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