特許
J-GLOBAL ID:200903024560496305

手鐶つき金属缶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279585
公開番号(公開出願番号):特開平9-099941
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 手鐶取り付け用座金の天板に対する溶接強度を充分に確保し、かつ天板内面のフィルムラミネート層の溶接熱による穴あき発生が無く、耐薬品性に優れる手鐶つき金属缶を得るにある。【解決手段】 厚さが0.24〜0.40mmの鋼板Sの内側にフィルムラミネート層15が積層形成された天板2を有し、この天板2の外側に手鐶3取り付け用の座金4がスポット溶接される。スポット溶接される天板2の溶接リブ7は、缶の外側に向かって突出し缶の内側に窪みを有する畝状に形成される。フィルムラミネート層15は、厚さが10〜150μmで、融点が210〜265°Cであるポリエチレンテレフタレートまたは変性ポリエチレンテレフタレート系のフィルムである。溶接リブ7の内側の窪み部分17において、フィルムラミネート層15の内側表面に、2〜15μm厚の熱硬化性樹脂層16を積層する。座金4を天板2に溶接するに際し、溶接点1点あたりの溶接電流量は1.6 〜2.3KAに設定する。
請求項(抜粋):
厚さが0.24〜0.40mmの鋼板Sの内側にフィルムラミネート層15が積層形成された天板2を有し、この天板2の外側に座金4がスポット溶接されており、スポット溶接される天板2の溶接リブ7が、缶の外側に向かって突出し、缶の内側に窪みを有する畝状になっており、手鐶3の基端が座金4に起倒自在に取り付けられている手鐶つき金属缶において、フィルムラミネート層15は、厚さが10〜150μmで、融点が210〜265°Cであるポリエチレンテレフタレート、または変性ポリエチレンテレフタレート系のフィルムで形成されており、前記溶接リブ7の内側の窪み部分17において、フィルムラミネート層15の内側表面に、厚さが2〜15μmである熱硬化性樹脂層16が積層されていることを特徴とする手鐶つき金属缶。
IPC (3件):
B65D 6/14 ,  B65D 8/04 ,  B65D 25/28 102
FI (3件):
B65D 6/14 A ,  B65D 8/04 G ,  B65D 25/28 102 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る