特許
J-GLOBAL ID:200903024562707540

磁気抵抗効果ヘッドおよびその初期化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-009656
公開番号(公開出願番号):特開平10-208216
出願日: 1997年01月22日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 上下シールドおよび上下ポールの磁化容易軸を乱さずに第2の強磁性層の磁化方向を再初期化すること。【解決手段】 非磁性金属層を介して積層された第1の強磁性層及び第2の強磁性層と、第2の強磁性層の磁化方向を信号磁界と平行にピン止めするための手段として当該第2の強磁性層に隣接して積層された反強磁性層とを備えて成る感磁部を有する。この感磁部に流す検出電流により第1の強磁性層に生じる電流磁界の方向を、第2の強磁性層によって第1の強磁性層に生じる静磁界の方向とは逆方向となるように予め設定する。そして、感磁部に、該感磁部に流す検出電流と逆方向に、検出電流より大なるパルス波高値を有するパルス状の初期化電流を供給する初期化電流供給手段を併設したこと。
請求項(抜粋):
非磁性金属層を介して積層された第1の強磁性層および第2の強磁性層と、この第2の強磁性層の磁化方向を信号磁界と平行にピン止めするための手段として当該第2の強磁性層に隣接して積層された反強磁性層とを備え且つこれによって巨大磁気抵抗効果素子としての機能を備えた感磁部を有し、前記感磁部に流す検出電流によって前記第1の強磁性層に生じる電流磁界の方向を、前記第2の強磁性層によって第1の強磁性層に生じる静磁界の方向とは逆方向となるように予め設定し、前記感磁部に、当該感磁部に流す検出電流と逆方向に、当該検出電流より大なるパルス波高値を有するパルス状の初期化電流を供給する初期化電流供給手段を併設したことを特徴とする磁気抵抗効果ヘッド。

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