特許
J-GLOBAL ID:200903024565259271

活性汚泥法による排水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-181970
公開番号(公開出願番号):特開平11-019682
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 運転条件等の変動に対応して、指標の運転条件を予測し、運転員に適切な情報を与えるようにした活性汚泥法による排水処理装置を提供する。【解決手段】 本排水処理装置は、原水槽、薬液を排水に注入して前処理を行い、かつ排水を温度調整する中和槽、排水を酸素曝気しつつ排水中の有機物を酸化分解、凝集させる曝気槽、及び凝集汚泥を沈澱させる沈澱槽を備え、活性汚泥法により排水を浄化し、浄化した濁度の低い処理水を流出させる。本装置は、装置本体12と、装置本体を監視し、プロセス制御するプロセスコンピュータ14と、及びプロセスコンピュータの上位のワークステーション16と、必要に応じて運転員に運転ガイダンスを与える運転支援装置18とから構成されている。ワークステーションは、運転条件及びプロセス状態量を変数とし、変数間の因果関係を規定するように、変数の実績値に基づいて構築されたニューラルネットモデルを有し、ニューラルネットモデルにより入力変数から出力変数を予測演算し、運転支援装置により出力する。
請求項(抜粋):
排水を受け入れる原水槽、薬液を排水に注入して前処理を行い、かつ排水の温度を調整する中和槽、排水を酸素により曝気しつつ排水中の主として有機物を酸化、分解、凝集させる曝気槽、及び凝集した汚泥を沈澱させる沈澱槽を備え、活性汚泥法により排水を処理し、受け入れた排水より濁度の低い処理水を流出させる排水処理装置において、排水処理装置の運転条件及びプロセス状態量を変数とし、変数間の因果関係を規定するように、変数の実績値に基づいて構築されたニューラルネットモデルを有する演算処理装置を備え、ニューラルネットモデルにより入力変数から出力変数を予測演算するようにしたことを特徴とする活性汚泥法による排水処理装置。
IPC (2件):
C02F 3/12 ZAB ,  G05D 21/00
FI (2件):
C02F 3/12 ZAB P ,  G05D 21/00 A

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