特許
J-GLOBAL ID:200903024565499698

複数成分の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278994
公開番号(公開出願番号):特開平8-136519
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 3以上の多成分原料液から親和力の強い成分を高濃度で分離回収する。【構成】 充填塔連結の循環流路に、多成分含有原料液を流して吸着剤に対する親和力の弱い成分、強い成分、中間の成分の順に分かれた吸着帯域を形成させ、親利力の弱い成分が富化された吸着帯域の塔頂側から原料液を系内に供給すると共に、原料液の供給位置よりも上流で中間の成分が富化された吸着帯域の塔末より該中間の成分の画分を抜出す第1工程と、原料液を供給することなく上記系内で流体を循環させると共に、該系内に溶離液を供給しながら上記第1工程で残留した成分の富化された吸着帯域の塔末より各成分の画分を抜出し、かつこの溶離液の供給位置及び各画分の抜出し位置を富化された吸着帯域の移動にあわせて下流側に一単位充填塔づつ移行させる第2工程とを1サイクルとして繰り返す方法において、系外に一度抜出した親和力の強い成分を含む液を、第1工程において該親和力の強い成分が富化されている帯域に混合する。
請求項(抜粋):
吸着剤を充填した単位充填塔の多数を配管で無端直列に連結して循環流路を形成させ、吸着剤に対する親和性の異なる3以上の成分を含む原料液を前記系内に流通させることにより親和力の弱い成分、強い成分、中間の成分を親和力の順に分かれた吸着帯域として形成させ、親利力の弱い成分が富化された吸着帯域の形成されている単位充填塔の塔頂側から原料液を系内に供給すると共に、この原料液の供給位置よりも上流で親和力が中間の成分が富化された吸着帯域の形成されている単位充填塔の端末より該中間の成分の画分を抜出す操作を行う第1工程と、原料液を供給することなく上記系内で流体を循環させると共に、該系内に溶離液を供給しながら上記第1工程で残留した成分の富化された吸着帯域の形成されている単位充填塔の塔末より該成分の画分を抜出し、かつこの溶離液を供給する位置及び各画分を抜出す位置を富化された吸着帯域の移動にあわせて系の下流側に一単位充填塔づつ移行させる操作を行なう第2工程と、を1サイクルとして繰り返す方法において、系外に抜出した親和力の強い成分を含む液を、上記の第1工程において該親和力の強い成分が富化されている帯域に混合するように供給することを特徴とする複数成分の分離方法。
IPC (4件):
G01N 30/44 ,  B01D 15/00 101 ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/46
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-227804

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