特許
J-GLOBAL ID:200903024569361658

多段増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-294875
公開番号(公開出願番号):特開平8-162859
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 初段の増幅回路の入力整合性を従来のように良好に保ちながら、負帰還による利得低下を少なくする。【構成】 FET4などからなる初段の増幅回路Aに、結合コンデンサ10を介して、FET11などからなってソース接地回路を構成する中段の増幅回路Bが結合され、この中段の増幅回路Bに、結合コンデンサ16を介して、FET17などからなってソースホロワのバッファ回路を構成する最終段の増幅回路Cが結合されている。この中段の増幅回路BでのFET11のソースを交流的に接地するコンデンサに信号周波数帯域に対して直列帰還となる容量値を設定し、かつ、初段の増幅回路AでのFET4のゲートと中段の増幅回路BでのFET11のソースとの間に、直流阻止用のコンデンサ25と帰還抵抗26とからなる帰還回路を設ける。
請求項(抜粋):
同一の半導体基板上に形成され夫々が電界効果トランジスタを備えた少なくとも2段の増幅回路からなり、初段の増幅回路で増幅された信号を結合コンデンサを介して次段の増幅回路の電界効果トランジスタのゲートに供給するようにした多段増幅器において、各段の増幅回路は、該電界効果トランジスタのソース,アース間に抵抗及びコンデンサが接続されるソース接地増幅回路であって、該初段の増幅回路での該コンデンサは信号周波数帯域に対して高周波接地となる容量値を、該次段の増幅回路での該コンデンサは該信号周波数帯域に対して直列帰還となる容量値を夫々有し、かつ、該初段の増幅器での該電界効果トランジスタのゲートと次段の増幅回路での該電界効果トランジスタのソースとの間に、コンデンサと抵抗による帰還回路を接続し、該初段の増幅器が入力信号に対して入力インピーダンス整合された並列注入直列負帰還増幅回路を構成したことを特徴とする多段増幅器。
IPC (3件):
H03F 3/193 ,  H03F 1/34 ,  H03F 3/68

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