特許
J-GLOBAL ID:200903024579201497

エンジンの空燃比制御方法および空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029400
公開番号(公開出願番号):特開平11-229976
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 パージ濃度の変化による空燃比制御性の悪化を防止し得るエンジンの空燃比制御方法および空燃比制御装置を提供する。【解決手段】 蒸発燃料のパージ開始直前のLAMBDAと、パージ直後のLAMBDAから、パージ初期時におけるキャニスタ内の蒸発燃料量FCSを算出する。次に、パージ初期時におけるキャニスタ内の蒸発燃料量FCSと、パージ開始から現在時刻に至るまでに吸気系にパージされた蒸発燃料の総量FEPと、パージ開始から現在時刻に至るまでに燃料タンクからキャニスタに貯留された蒸発燃料の総量FETとから、現在時刻におけるキャニスタ内の蒸発燃料の総量FC を算出する。そして、キャニスタ内の蒸発燃料の総量FC と、現在時刻における蒸発燃料混合気の流量とから、現在のパージ燃料量比LE を求めてエバポ補正係数KE を算出し、エンジンに対する燃料供給量を調整する。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料をキャニスタに貯留し、前記キャニスタより吸気系に蒸発燃料混合気がパージされるエンジンにおいて、前記エンジンの排気系に設けられた空燃比センサの検出値に基づいて空燃比フィードバック補正係数を決定し、エンジン吸気量とエンジン回転数により決定される基本燃料噴射量を前記空燃比フィードバック補正係数により補正してエンジンに対する燃料供給量を制御するエンジンの空燃比制御方法であって、蒸発燃料のパージ開始直前の前記空燃比フィードバック補正係数と、前記蒸発燃料混合気の流量とエンジンの吸気流量との比が所定値に達した時の前記空燃比フィードバック補正係数から、前記基本燃料噴射量と前記蒸発燃料混合気の燃料量との比を表すパージ燃料比の初期値を求め、この初期値を用いてパージ初期時における前記キャニスタ内の蒸発燃料量を算出し、前記パージ初期時における前記キャニスタ内の蒸発燃料量と、パージ開始から現在時刻に至るまでに吸気系にパージされた燃料の総量と、パージ開始から現在時刻に至るまでに燃料タンクからキャニスタに貯留された蒸発燃料の総量とから、現在時刻におけるキャニスタ内の蒸発燃料の総量を算出し、前記キャニスタ内の蒸発燃料の総量と、現在時刻における前記蒸発燃料混合気の流量とから、現在時刻における前記パージ燃料比を算出し、前記パージ燃料比に基づいて、前記基本燃料噴射量を補正するためのエバポ補正係数を決定し、前記エバポ補正係数により前記基本燃料噴射量を補正してエンジンに対する燃料供給量を制御することを特徴とするエンジンの空燃比制御方法。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/14 310
FI (4件):
F02M 25/08 301 J ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/14 310 C

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