特許
J-GLOBAL ID:200903024581466333
移動体識別装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298069
公開番号(公開出願番号):特開平9-138275
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】応答器の自由度を充分に高め、応答器の各向きに対して常に良好にデータを読取ってより確実な移動体の識別を行う。【解決手段】質問器本体11は送受信アンテナ装置13の送信アンテナ16,17から相対的に90度の位相差を保ったまま、同一方向に回転する2つの円偏波の電波を応答器19に送信する。応答器はこの質問器側からの2つの円偏波の電波を送受信兼用アンテナを使用して受信し、記憶してあるデータに基づいてこの受信信号を変調した後、同一の送受信兼用アンテナを使用して質問器側に反射波として送信する。質問器側ではこの反射波を受信アンテナ18で受信し、質問器本体でこの受信信号からデータを読取って応答器を取付けた物品を識別する。
請求項(抜粋):
データを記憶した応答器を取付けた移動体と、この移動体の応答器に電波を送信する質問器とからなり、前記応答器は、前記質問器からの電波を記憶しているデータに基づいて変調して反射波として前記質問器に送信し、前記質問器は、前記応答器からの反射波を受信してデータを読取り前記移動体を識別する移動体識別装置において、前記質問器は、円偏波からなる2つ以上の電波を、各電波の偏波方向を一定量ずらすとともに同相かつ同一旋回方向で送信する送信手段と、前記応答器が送信する円偏波の電波を受信する受信手段を設け、前記応答器は、前記質問器が送信する円偏波の電波を受信する受信手段と、データに基づいて変調した円偏波の反射波を送信する送信手段を設けたことを特徴とする移動体識別装置。
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