特許
J-GLOBAL ID:200903024584559774

消波構造体に付設する振り子式波浪発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047864
公開番号(公開出願番号):特開平8-219002
出願日: 1995年02月13日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 水上浮上型離岸堤に振り子式発電装置を付設することでコストダウンが図れ、消波機能を有し、かつ離岸、沖側岸側での海水交換機能を併せ持つ、消波構造体に付設する振り子発電装置を提供すること。【構成】 消波構造体1は、消波ブロック2-1、2ー2と、これを搭載支持する骨組構造物50とから構成され、各消波ブロックは沖側の垂直消波板10と、岸側の垂直消波板20と、該前後の各垂直消波板10・20間に水平消波板30とを有する。各消波ブロックの垂直消波板10、10間には波受入口40が設けられ、これと対向する位置に振り子板90が揺動自在に支持され、水平消波板30には振り子板90の揺動経路と干渉しない位置に溝部34が形成されている。波受入口40の両側には骨組構造物50より延設される柱60が形成され、振り子板90は各柱60間にて、かつ、岸側の端部62側に偏った位置にて垂下して支持される。振り子板90の揺動運動は発電装置100にて発電エネルギーに変換される。
請求項(抜粋):
沖側に設けられ、消波孔が形成された前面の垂直消波板と、岸側にて前記前面の垂直消波板と相平行に設けられ、消波孔が形成された後面の垂直消波板と、前記前後の各垂直消波板を立設保持し、地盤に固定される杭が挿通される杭挿通孔を備えた透水性のある骨組構造物と、前記前面の垂直消波板に形成された波受入口と、前記前後の各垂直消波板に囲まれた領域であって、かつ、前記波受入口と対向する領域にて、波力により揺動する振り子板と、前記振り子板の揺動運動を電気エネルギー又は熱エネルギーに変換して発電する発電装置と、を有することを特徴とする消波構造体に付設する振り子式波浪発電装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-129005
  • 特開平3-217508
  • 消波堤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-040888   出願人:株式会社熊谷組
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