特許
J-GLOBAL ID:200903024587927472

筒内燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237514
公開番号(公開出願番号):特開平10-082352
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】圧電素子の変位を機械的に拡大する直動型の筒内燃料噴射装置は、素子と拡大機構との接触部の摩耗や偏荷重により、その変位抽出に支障をきたしたり、熱膨張の影響を直接受けて弁の開閉が不安定になり、ガソリン液中に素子が存在することにより侵触されて絶縁破壊が起こる。【解決手段】圧電素子よりなる伸縮部材4の変位を、軸対称構造の変位拡大部材7を介して拡大伝達し、液体9中に両者を内蔵する可動部材5を設けて摩耗や熱変形の影響を軽減する。また、伸縮部材4を侵触作用の生じない液体9を使用する。
請求項(抜粋):
噴孔を開閉可能にスライドする弁体,電圧または磁界の電気的作用によってそれ自身が伸縮する伸縮部材、前記伸縮部材を内部に係合し、前記伸縮部材の機械的な伸縮作用をその伸縮方向とは直角方向に指向拡大する変位拡大部材、前記変位拡大部材に係合しそれ自身がスライドする可動部材、前記可動部材の外周に狭隙を有しその狭隙に液体を保持する母体、前記弁体に作用力を及ぼす第1の弾性部材と前記可動部材に作用力を及ぼす第2の弾性部材を有し、前記伸縮部材の伸縮作用によってその変位量を拡大して、弁の開閉を安定して行うことを特徴とする筒内燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 51/06 ,  F02M 61/18 310 ,  F02M 61/20
FI (4件):
F02M 51/06 N ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 61/18 310 Z ,  F02M 61/20 M

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