特許
J-GLOBAL ID:200903024589925779

電子蓄積リングとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019926
公開番号(公開出願番号):特開平5-217697
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 電子蓄積リングからのシンクロトロン放射光の出力を長時間安定に維持し、安定な光源としての電子蓄積リングの信頼性を向上する。【構成】 電子蓄積リング2は、蓄積ビームの電流値の検出手段4と、蓄積ビームの電流値の時間的減少に応じて放射光出力を安定に維持するために必要な蓄積ビームのエネルギを計算する演算手段5と、計算結果に基づき蓄積ビームのエネルギを制御する調整手段(高周波加速空胴6、偏向電磁石7、四極電磁石8)と、シンクロトロン放射光の発生手段(偏向電磁石7、挿入光源9)で構成され、蓄積ビームの電流値が減少したとき、蓄積ビームのエネルギを高めることで補償する。蓄積ビームの電流値の50%低下を蓄積ビームのエネルギの10%増加により補償でき、蓄積ビームの寿命が6時間の場合、蓄積ビームエネルギの10%増加の設備余裕で4時間以上一定の放射光出力が維持できる。
請求項(抜粋):
高エネルギ電子ビームを磁場で偏向させシンクロトロン放射光を放出する電子蓄積リングにおいて、蓄積ビームの電流値の時間的減少による放射光出力減少を、蓄積ビームのエネルギを増加させて補償し前記放射光出力を安定に維持することを特徴とした電子蓄積リングの運転方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-216271
  • 特開平4-274868
  • 特開平3-207571
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