特許
J-GLOBAL ID:200903024609963966

オレフィン重合用固体触媒成分、オレフィン重合用触媒およびオレフィン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012525
公開番号(公開出願番号):特開平7-258328
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【構成】 一般式Mg(OR1 )n (OR2 )2-n で表されるMg化合物(a1)、一般式Ti(OR3 )4-m Xm で表されるTi化合物(a2)および一般式Si(OR4 )4-k Xk で表されるSi化合物(a3)並びに必要に応じて一般式R6 OHで表される化合物(a4)を加熱反応させ、ついで該反応生成物(a* )を電子供与性化合物(c* )と接触させた後、さらに一般式TiXj (OR5 )4-j で表されるハロゲン含有Ti化合物(b* )を20°C以下の温度で接触させ、接触終了後、80°Cまでは該接触生成物を2.0°C/min以下の昇温速度で昇温した後、110°Cを越える温度で処理することによって得られる固体(A* )を含むオレフィン重合用固体触媒成分。【効果】 本発明の方法によれば、α-オレフィンの重合体、特にプロピレンの単独又は共重合を行った際に、高い活性・立体規則性に加え、良好な粉体性状を兼ね備えた重合体が得られ、工業的に有用である。
請求項(抜粋):
一般式Mg(OR<SP>1</SP> )<SB>n </SB>(OR<SP>2</SP> )<SB>2-n </SB>(式中、R<SP>1</SP> 、R<SP>2</SP>は、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し、R<SP>1</SP> とR<SP>2</SP> は同一でも異なってもよい、nは、0≦n≦2を示す)で表されるMg化合物(a1)、一般式Ti(OR<SP>3</SP> )<SB>4-m </SB>X<SB>m </SB>(式中、R<SP>3</SP> はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す、またXは、ハロゲンを示す、mは、0≦m<4を示す)で表されるTi化合物(a2)および一般式Si(OR<SP>4</SP> )<SB>4-k </SB>X<SB>k </SB>(式中、R<SP>4</SP> はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す。またXは、ハロゲンを示す。kは、0≦k<4を示す。)で表されるSi化合物(a3)並びに必要に応じて一般式R<SP>6</SP> OH(式中、R<SP>6</SP> はアルキル基、アリール基、アラルキル基、またはSi含有基を示す)で表される化合物(a4)を加熱反応させ、ついで該反応生成物(a<SP>* </SP>)を電子供与性化合物(c<SP>* </SP>)と接触させた後、さらに一般式TiX<SB></SB><SB>j </SB>(OR<SP>5</SP> )<SB>4-j </SB>(式中、Xはハロゲン、R<SP>5</SP> は、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示す、jは、0<j≦4を示す。)で表されるハロゲン含有Ti化合物(b<SP>* </SP>)を20°C以下の温度で接触させ、接触終了後、80°Cまでは該接触生成物を2.0°C/min以下の昇温速度で昇温した後、110°Cを越える温度で処理することによって得られる固体(A<SP>* </SP>)を含むオレフィン重合用固体触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-072503
  • 特開昭64-054007

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