特許
J-GLOBAL ID:200903024615572537

車両用ロックアップクラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-185992
公開番号(公開出願番号):特開平7-042827
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップリレー弁が係合側に位置する故障を検出することができる車両用ロックアップクラッチの制御装置を提供する。【構成】 ソレノイドリレー弁170がロックアップ解放位置に切り換えられている状態において、電磁弁駆動手段160により、ロックアップコントロール弁100による解放側油室116からの作動油の排出量が最大となるように出力圧PSLU が変化させられると、異常判定手段162では、エンジン10のストールの発生を以て、ロックアップリレー弁98が係合側に位置する異常が判定される。なお、上記ソレノイドリレー弁170がロックアップ解放位置に切り換えられている状態では、ソレノイドリレー弁170によりロックアップリレー弁98への出力圧PSLU の供給が阻止されるので、ロックアップリレー弁98が正常であれば、ロックアップクラッチ24は解放側位置にあってエンジン回転速度NE は変化しない。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機とを直結するロックアップクラッチを備えた車両用自動変速機において、ロックアップクラッチを解放させる解放側油室へ作動油を供給する状態から該ロックアップクラッチを係合させる係合側油室へ作動油を供給させる状態へ切り換えられるロックアップリレー弁と、前記解放側油室から該ロックアップリレー弁を通して排出される作動油の排出量を調節することによりロックアップクラッチのスリップ量を制御するロックアップコントロール弁と、該ロックアップリレー弁およびロックアップコントロール弁の作動を制御するための油圧信号を発生する電磁弁と、所定の変速段において切り換えられることにより、該ロックアップリレー弁へ供給される油圧信号を阻止する切換弁とを備える形式の制御装置であって、前記電磁弁とロックアップコントロール弁との間に設けられ、該電磁弁から出力される油圧信号を前記切換弁を経ないで該ロックアップコントロール弁へ直接供給する油路と、前記エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度センサと、前記所定の変速段において、前記ロックアップコントロール弁による前記解放側油室からの作動油の排出量が最大となるように前記油圧信号を変化させる電磁弁駆動手段と、該電磁弁駆動手段により前記油圧信号が前記解放側油室からの作動油の排出量が最大となるように変化させられたことに起因して前記エンジンの回転速度が低下したことを以て、前記ロックアップリレー弁が係合側に位置する異常が発生していると判定する異常判定手段とを、含むことを特徴とする車両用ロックアップクラッチの制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:42

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