特許
J-GLOBAL ID:200903024615749348

無線送信機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340806
公開番号(公開出願番号):特開平10-190757
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 無線送信機における送信出力レベルの温度補償を簡易な構成で実現する。【解決手段】 例えば、LPF1及びLPF2の入力側(ベースバンド信号ライン)にサーミスタTH1、TH2と抵抗R1、R2との直列回路からなる分圧回路を設ける。ここで、周囲温度が例えば上昇した場合、中間周波(IF)処理部5や高周波(RF)部7の増幅器の増幅度が低下し、アンテナ8よりの送信出力レベルが低下する。一方、上記温度上昇によりサーミスタTH1、TH2の抵抗値は小さくなり、この結果、前記分圧回路の分圧比が大きくなってLPF1、2への入力レベルが大きくなる。これにより、ディジタル変調部4の出力レベルが上昇し、前記送信出力レベルの低下を補償する。
請求項(抜粋):
ディジタルのベースバンド信号が少なくとも1信号入力され、該ベースバンド信号の高域成分を減衰させるLPFと、前記LPFの出力信号と所要周波数の局部発振信号とが入力され、ディジタル変調をなすディジタル変調部と、前記ディジタル変調部よりの信号から所要帯域の成分の取り出しと増幅等とをなし、中間周波信号として出力する中間周波処理部と、前記中間周波処理部よりの中間周波信号を所要の高周波信号に変換し、アンテナを介し送信する高周波部とを備えてなる無線送信機において、一端に前記ベースバンド信号が印加されたサーミスタと、一端を接地し、他端を前記サーミスタの他端に接続した抵抗とを設け、該サーミスタと抵抗との接続点の信号を前記LPFに入力したことを特徴とする無線送信機。
IPC (2件):
H04L 27/20 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H04L 27/20 Z ,  H04B 1/04 E

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