特許
J-GLOBAL ID:200903024616469861

直流モータの異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087988
公開番号(公開出願番号):特開平6-284777
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 直流モータが回転中である場合にも、直流モータにおける短絡等の異常を確実に検出し得る異常検出装置を提供する。【構成】 PWM制御手段S1から直流モータMにPWM信号が供給され、そのデューティ比に応じて直流モータの駆動電流が所定の基準電流を中心とする所定の範囲内の値に制御される。この間、端子電圧検出手段S2によって電源電圧とPWM信号のデューティ比に基づき、直流モータに印加される端子電圧が演算され、回転数検出手段S3によって直流モータの回転数が検出されると共に、電流検出手段S4によって直流モータに実際に供給される駆動電流が検出される。そして、基準電流設定手段S5において、少くとも端子電圧及び回転数に応じて基準電流が設定され、モータ異常判定手段S6にて直流モータの実際の駆動電流が基準電流に対して所定値以上の差を生じたか否かが判定され、所定値以上の差を生じたときに直流モータが異常と判定される。
請求項(抜粋):
PWM制御によって駆動する直流モータと、該直流モータに対しPWM信号を供給すると共に、該PWM信号のデューティ比に応じて前記直流モータの駆動電流を所定の基準電流を中心とする所定範囲内の値に制御するPWM制御手段と、電源電圧及び前記デューティ比に基づき前記直流モータに印加する端子電圧を演算する端子電圧検出手段と、前記直流モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記直流モータに対し実際に供給される駆動電流を検出する電流検出手段と、少くとも前記端子電圧及び前記回転数に基づき前記基準電流を設定する基準電流設定手段と、前記電流検出手段によって検出した前記直流モータの駆動電流が前記基準電流に対して所定値以上の差を生じたか否かを判定し、所定値以上の差を生じたときには異常と判定するモータ異常判定手段とを備えたことを特徴とする直流モータの異常検出装置。
IPC (2件):
H02P 6/02 341 ,  H02H 7/08

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