特許

J-GLOBAL ID：200903024619855215

移動体位置検知システム、及び移動体位置検知方法

発明者： 星野 武彦 ,  三枝 秀隆 ,  菅原 淳
出願人/特許権者： 日本信号株式会社
代理人 (1件)： 大川 洋一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-141022
公開番号（公開出願番号）：特開2000-326848
出願日： 1999年05月21日
公開日（公表日）： 2000年11月28日
要約：

【要約】【課題】 設備や工事のコストを低減し得るループアンテナ方式の列車位置検知システム、及び列車位置検知方法を提供する。【解決手段】 誘導線による1個のループアンテナ23と、地上ループ送信器21A及び地上ループ受信器22Aと、ループアンテナ内に挿入配置され所定周波数のみを除去するノッチフィルタ24Aiを有し、これらによって第1〜n区間が形成され、地上ループ送信器21Aは、送信用搬送波の周波数としてf1〜fnを含む情報信号を第1区間に送信し、車上側では、車上アンテナ33により受信した情報が(fk〜fn)の場合(k:1≦k≦nなる自然数)には列車34が第k区間内に存在すると検知する。

請求項（抜粋）：

誘導線で形成される1個のループアンテナと、前記ループアンテナの一端部に接続される地上ループ送信器と、前記ループアンテナの他端部に接続される地上ループ受信器と、前記地上ループ送信器と前記地上ループ受信器の間の前記ループアンテナ内に配置された第1フィルタ手段から第2フィルタ手段,...,第iフィルタ手段,第(i+1)フィルタ手段,...,第(n-2)フィルタ手段,第(n-1)フィルタ手段までの(n-1)個(n:n≧2なる自然数)のフィルタ手段を有し、前記地上ループ送信器と前記第1フィルタ手段に挟まれた前記ループアンテナの一部分により第1区間が形成され、前記第1フィルタ手段と前記第2フィルタ手段に挟まれた前記ループアンテナの一部分により第2区間が形成され、第iフィルタ手段(i:1≦i≦n-1なる自然数)と第(i+1)フィルタ手段に挟まれた前記ループアンテナの一部分により第(i+1)区間が形成され、前記第(n-1)フィルタ手段と前記地上ループ受信器に挟まれた前記ループアンテナの一部分により第n区間が形成された移動体位置検知地上システムと、前記ループアンテナに沿って移動する移動体に搭載された移動体上アンテナと、移動体上受信器と、移動体位置検知車上装置を有する移動体位置検知車上システムを備え、前記ループアンテナ上における前記移動体の位置を前記移動体位置検知車上装置によって検知する移動体位置検知システムであって、前記地上ループ送信器は、送信用搬送波の周波数としてf1からf2,...,fi-1,fi,...,fn-1,fnを含む情報を第1送信情報として前記第1区間に送信し、前記第1フィルタ手段は、前記第1送信情報に含まれる前記f1からfnまでの周波数のうちのいずれか1つの周波数である第1除去周波数f1のみを前記第1送信情報(f1〜fn)から除去し第2送信情報(f2〜fn)として前記第2区間に送信し、前記第iフィルタ手段は、先行する区間である第i区間から送信されてきた送信情報である第i送信情報(fi〜fn)に含まれる周波数のうちのいずれか1つの周波数である第i除去周波数fiのみを前記第i送信情報から除去し第(i+1)送信情報(fi+1〜fn)として後続する区間である第(i+1)区間に送信し、前記第(n-1)フィルタ手段は、前記第(n-1)区間から送信されてきた送信情報である第(n-1)送信情報(fn-1,fn)に含まれる周波数のうちのいずれか1つの周波数である第(n-1)除去周波数fn-1のみを前記第(n-1)送信情報から除去し第n送信情報fnとして前記第n区間に送信し、前記地上ループ受信器は前記第n送信情報を受信するように構成し、前記移動体位置検知車上装置は、前記移動体上アンテナを介して前記移動体上受信器が受信した情報が(fk〜fn)の場合(k:1≦k≦nなる自然数)には前記移動体が前記第k区間内に存在することを検知することを特徴とする移動体位置検知システム。

IPC (2件)：

B61L 3/12 ,  B61L 25/02

FI (2件)：

B61L 3/12 Z ,  B61L 25/02 G

Fターム (5件)：

5H161AA02 ,  5H161AA03 ,  5H161BB02 ,  5H161CC13 ,  5H161DD12