特許
J-GLOBAL ID:200903024623276750

インクリメンタルエンコーダのカウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172200
公開番号(公開出願番号):特開平9-021653
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カウント出力値を論理的に検証して、その誤差を自動的に検出できるインクリメンタルエンコーダのカウント装置を提供する。【解決手段】 メインスケールのスライド移動に従って、第1コンパレータ1から基準パルスが出力されるとともに、第2コンパレータ2から基準パルスに対して180°未満の位相差を持った比較パルスが出力される。アップダウンカウンタ3は、0セット信号受信時以降に基準パルス及び比較パルスの信号状態の変化を検出する毎にカウント出力値を加算する。従って、基準パルスの1周期中にカウントアップされる数は、常に一定になる。初期位相ラッチ回路4は、0セット信号受信時における基準パルス及び比較パルスの信号状態を保持する。カウントエラー検出回路6は、アップダウンカウンタ3のカウント出力値を1周期中のカウントアップ数で除算した剰余と位相比較回路5によって算出された変化回数との差分を、誤差として算出する。
請求項(抜粋):
2つの部材間の相対移動に連動して、一定周期の基準パルスとこの基準パルスに対して同周期且つ位相差が180°未満の比較パルスを出力するパルス出力手段と、所定の基準時以降における前記基準パルス及び前記比較パルスの信号状態の相対的変化の回数をカウント出力値としてカウントするカウンタと、前記所定の基準時における前記基準パルス及び前記比較パルスの信号状態を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された前記基準パルス及び前記比較パルスの信号状態から前記パルス出力手段が現に出力している前記基準パルス及び前記比較パルスの信号状態に移行するまでに要する最少の前記相対的変化回数を理論値として算出する理論値算出手段と、前記カウンタ出力値を前記基準パルスの1周期中に生じる前記相対的変化回数で除算した剰余と前記理論値との差に基づいて、前記カウント出力値の誤差を算出する誤差算出手段とを備えたことを特徴とするインクリメンタルエンコーダのカウント装置。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/36
FI (2件):
G01D 5/245 102 D ,  G01D 5/36 W
引用特許:
審査官引用 (1件)

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