特許
J-GLOBAL ID:200903024627016818

マイクロ波で動作する充填レベル測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125079
公開番号(公開出願番号):特開2000-055715
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 技術水準から出発し、精度の高い測定に適するマイクロ波で動作する充填レベル測定装置を実現すること。【解決手段】 第1の入力側に、エコー信号が加わり、第2の入力側に基準パルス発生器の出力信号が加わり、出力側に、エコー信号に比して時間的に時間拡大率だけスローダウンされた、拡大された中間周波信号(ZF)が現れる第1混合器(7)及び中間周波信号のサンプリングのための第1サブ回路並びに単位時間(τ)に基づいてそれの周期期間を決定するための第2サブ回路を設けたこと。
請求項(抜粋):
マイクロ波で動作する充填レベル測定装置において、下記の構成要素を有し、即ち-信号繰り返しレート(fs)を有するマイクロ波パルスの生成のため送信パルスー発生器を有し、前記繰り返しレート(fs)を有するマイクロ波パルスは、作動中アンテナ(7)を介して、被測定充填レベルの方向に送信され、充填物表面にて反射され、それのエコー信号が受信されるものであり、-マイクロ波パルスの生成のための基準パルス発生器を有し、前記マイクロ波パルスは、送信パルス発生器により生成されるマイクロ波パルスと同じであるが、送信号繰り返しレート(fs)とはわずかな周波数差(△f)だけ異なる基準繰り返しレート(fr)を有し、-第1の混合器(17)を有し、--前記の第1の混合器(17)の第1の入力側に、エコー信号が加わり、--第1の混合器の第2の入力側に基準パルス発生器の出力信号が加わり--第1混合器の出力側に、エコー信号に比して時間的に時間拡大率だけスローダウンされた、ないし、拡大された中間周波信号(ZF)が現れ、前記時間拡大率は、送信-繰り返しレート(fs)と周波数差(△f)との商に等しいものであり、-中間周波信号(ZF)のサンプリングのための第1サブ回路(27)を有し、--該第1サブ回路(27)では2つの順次連続する2つのサンプリング間の時間間隔が1つの単位時間(τ)に等しいものであり、-差信号(D)の生成のための手段を有し、該差信号(D)は、差周波(Δf)て変化するものであり、-単位時間(τ)に基づいてそれの周期期間(P)を決定するための第2サブ回路(47)を有し、-評価回路(41)を有し、該評価回路(41)は、前記周期期間(P)から単位時間(τ)における時間拡大率を決定し、当該の単位時間(τ)における時間拡大率を用いて中間周波信号(ZF)の2つの時点間の前記単位時間(τ)にて生じる時間間隔(ΔT)から、前記の2つのサンプリング点に相応するエコー信号の2つの点間の実際の時間間隔(Δt)を求めるように構成されていることを特徴とするマイクロ波で動作する充填レベル測定装置。

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