特許
J-GLOBAL ID:200903024640489920

尿素溶液の尿素濃度識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-319775
公開番号(公開出願番号):特開2005-084025
出願日: 2003年09月11日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 尿素溶液の尿素濃度を正確にしかも迅速に識別することが可能で振動下でも精度低下の少ない尿素溶液の識別装置を提供する。【解決手段】 濃度識別センサー部2と、これを下端部に取り付け且つ上端部に尿素溶液タンク開口部への取り付け部4aが設けられている支持部4とを備える。濃度識別センサー部2はそれぞれ尿素溶液との熱交換のための金属フィン21c,22cを備えた傍熱型濃度検知部及び液温検知部を有する。濃度識別センサー部2には、金属フィン21c,22cを囲むように両端開放の尿素溶液導入路を形成するカバー部材2d、及び上下端面板2e1,2e2に流通孔26,27を形成した包囲体2eが付設されている。傍熱型濃度検知部の発熱体に対して単一パルス電圧を印加して発熱させ、傍熱型濃度検知部の感温体と液温検知部とを含む濃度検知回路の出力に基づき識別演算部において尿素濃度の識別を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
タンク内に収容された尿素溶液の尿素濃度を識別する装置であって、 濃度識別センサー部と、一方の端部に前記濃度識別センサー部が取り付けられ且つ他方の端部に前記タンクの開口部へ取り付けるための取り付け部が設けられている支持部とを備えており、 前記濃度識別センサー部は発熱体及び感温体を含んでなる傍熱型濃度検知部と尿素溶液の温度を測定する液温検知部とを有しており、前記傍熱型濃度検知部及び液温検知部はそれぞれ前記尿素溶液との熱交換のための濃度検知部用熱伝達部材及び液温検知部用熱伝達部材を備えており、前記濃度識別センサー部には前記濃度検知部用熱伝達部材及び液温検知部用熱伝達部材を囲むように前記支持部の一方の端部から他方の端部へと向かう長手方向に沿って延びた両端開放の尿素溶液導入路を形成するカバー部材が付設されており、 前記濃度識別センサー部は前記尿素溶液導入路の両端を塞ぐことなく前記尿素溶液導入路の周囲を三次元的に包囲する包囲体を備えており、該包囲体には前記長手方向に関する一方端の面及び他方端の面にそれぞれ前記尿素溶液導入路の延長線上から隔てられた位置に前記尿素溶液の流通が可能な第1の流通孔及び第2の流通孔が形成されており、前記第2の流通孔は前記第1の流通孔を通り前記長手方向に延びる線上から隔てられて位置しており、 前記傍熱型濃度検知部の発熱体に対して単一パルス電圧を印加して前記発熱体を発熱させ、前記傍熱型濃度検知部の感温体と前記液温検知部とを含んでなる濃度検知回路の出力に基づき識別演算部において前記尿素濃度の識別を行うことを特徴とする、尿素溶液の尿素濃度識別装置。
IPC (3件):
G01N25/18 ,  F01N3/00 ,  F01N3/08
FI (4件):
G01N25/18 J ,  F01N3/00 F ,  F01N3/00 G ,  F01N3/08 B
Fターム (18件):
2G040AA02 ,  2G040AB08 ,  2G040BA24 ,  2G040CA03 ,  2G040CA22 ,  2G040DA01 ,  2G040EA01 ,  2G040EC02 ,  2G040HA06 ,  2G040HA08 ,  3G091AA02 ,  3G091AA17 ,  3G091AA18 ,  3G091AA28 ,  3G091AB04 ,  3G091BA14 ,  3G091CA17 ,  3G091EA00
引用特許:
出願人引用 (1件)

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