特許
J-GLOBAL ID:200903024657490891

床部装着型側柵を備えたベッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三觜 晃司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-283622
公開番号(公開出願番号):特開平8-141020
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 床部追従型の側柵を、床部の起床の際に固定側の柵にぶつからないようにする。【構成】 背ボトム3下面に設けた案内部材8に、床部装着型側柵4を、基部材9を介して摺動可能に装着する。背ボトム3と腰ボトム5との連結箇所と、係動腕11a、11bの回動中心箇所とを異ならせることで、背ボトム3の平坦時と起床時における係動腕11a、11b先端の枠部材12の背ボトム3に対する相対位置が変化し、一対の伝達腕13a、13bを連動回動して、床部装着型側柵4の基部材9を案内部材8に沿って変位移動させることで、床部装着型側柵4をベッド長手方向に沿って変位させる構成である。【効果】 床部に追従起伏する床部装着型側柵と固定側とを近接して設けても、柵同士がぶつかりあうことはなく、柵としての機能を発揮することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも背上げ機構を備え、背側に対応する床部に床部装着型側柵を設けると共に、腰部、脚側に対応する床部に近接するフレームに側柵を設け、前記背側に対応する床部下面の床部幅方向両側に近接した位置に、床部長手方向に延在する案内部材を設けて、この案内部材に前記床部装着型側柵を、基部材を介して摺動可能に装着し、前記基部材は、床部幅方向に設けた横枠を有し、床部下方のベッドフレームに一対の係動腕を回動可能に設けて、これら係動腕先端側に前記基部材における横枠と同形状の枠部材を連結し、基部材における横枠および係動腕先端の枠部材の互いに対向する辺に突縁部を形成すると共に、これら横枠と枠部材に、それぞれ両端側に指向する長孔を一対設け、前記背側に対応する床部下面に、一対の伝達腕を互いに中央部で回動可能に取り付けると共に、これら伝達腕の先端に転動部材を装着して、転動部材が横枠と係動腕先端の枠部材の突縁部に当接すると共に、それぞれの伝達腕が長孔の範囲内で回動変位するようにし、背側に対応する床部の起伏によって、係動腕先端の枠部材を床部に対して相対運動を行なわせることで、一対の伝達腕を連動回動させ、前記横枠を介して床部装着型側柵の基部材を案内部材に沿って変位移動させることで、床部装着型側柵をベッド長手方向に沿って変位させるようにしたことを特徴とする床部装着型側柵を備えたベッド。
IPC (2件):
A61G 7/00 ,  A47C 17/04

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