特許
J-GLOBAL ID:200903024670833161

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-369150
公開番号(公開出願番号):特開平10-311212
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 使用者により異なる運転範囲や,特性の変化に対応して常に最適な浄化特性を得る内燃機関の排気浄化装置を提供すること。【解決手段】 排気にNOx還元剤を添加する触媒装置11と,添加物の添加装置12と,エンジンの運転情報検出手段15と,触媒情報検出手段21と,上記情報を記憶する情報蓄積手段31と,上記検出情報と一定のアルゴリズム又は所定の算出マップとに基づいて添加物の量を定める固定的添加量算出手段32と,上記蓄積された履歴情報に基づいて添加量算出アルゴリズム又は添加量算出マップを変化させる学習機能付き添加量算出手段35と,添加装置12を操作する制御手段38とを有し,制御手段は,蓄積された履歴情報の増加に伴って次第に学習機能付き添加量算出手段に基づいて添加量を決定する。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気浄化装置であって,内燃機関における吸気通路,燃焼室,及び排気通路の少なくとも一つに窒素酸化物還元のために添加物を添加する添加装置と,添加された窒素酸化物還元剤により窒素酸化物を浄化できる触媒装置と,エンジンの回転数や負荷等の運転情報を検知する運転情報検出手段と,上記触媒装置の入口及び出口の排出ガスの組成並びに触媒装置の温度等を検知する触媒情報検出手段と,上記運転情報及び触媒情報を記憶する情報蓄積手段と,上記運転情報検出手段又は触媒情報検出手段から得られる検出情報と一定のアルゴリズム又は所定の算出マップとに基づいて上記添加物の量を一義的に定める固定的添加量算出手段と,上記情報蓄積手段に蓄積された履歴情報に基づいて添加量算出アルゴリズム又は添加量算出マップを変化させ上記添加物の量を定める学習機能付き添加量算出手段と,上記二つの算出手段の算出結果を勘案して添加物の量を決定し上記添加装置を操作する制御手段とを有しており,上記制御手段は,上記情報蓄積手段に蓄積された履歴情報が少ない場合には主として上記固定的添加量算出手段に基づいて添加量を決定し,上記情報蓄積手段に蓄積された履歴情報の増加に伴って次第に上記学習機能付き添加量算出手段に基づいて添加量を決定するように特性を変化させることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。

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