特許
J-GLOBAL ID:200903024676479351

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093351
公開番号(公開出願番号):特開平7-301322
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 高温時で変速制御を高温用変速制御へ自動変更させると共に、SNOWモードを選択している場合は更にこれを優先適用し、雪道等での発進走行の際、駆動力が予想外となるなどするのを回避する。【構成】 自動変速機2は、例えば2速発進のSNOWモードを有し、コントローラ9には、センサ10〜12、モード選択スイッチ15よりスロットル開度信号、車速信号、変速機作動油温信号、SNOWモード選択信号を入力する。変速機作動油温Cの高温時、高温用変速パターンへの自動切換を行うが、SNOWモードを運転者が選択した場合は、該変速パターンへの切換は禁止し、SNOWモード用変速パターン(2速発進)を優先させる。高温用変速パターンの適用を図りつつ、運転者がSNOWモードを選択しているのに、1速発進し、低μ路での駆動力が予想外になるのが防がれ、運転者の思い違いをなくせる。
請求項(抜粋):
自動変速機の変速制御を、複数の変速制御手段のうちの一の変速制御手段から他の一の変速制御手段に変更し、変更された変速制御手段に基づいて運転状態に応じた変速制御を行う自動変速機の変速制御装置であって、自動変速機またはエンジンに関連する温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段により検出された温度が所定温度を上回ったか否かを判定する高温判定手段と、変速制御手段を運転者が選択し得るよう手動で切り換えが可能なモード選択手段とを有するとともに、前記複数の変速制御手段は、通常変速制御手段の第1の変速制御手段と、高温用変速制御手段のとしての第2の変速制御手段と、実質的に変速比の大きな状態での発進を規制したのと同等の特性に相当する変速制御を実現する第3の変速制御手段とを含み、かつ、前記高温判定手段の判定結果に応じ、高温判定時に、変速制御を当該第1の変速制御手段から当該第2の変速制御手段に変更するようにする変速制御変更手段にして、前記モード選択手段により当該第3の変速制御手段を運転者が選択している場合には、当該高温判定手段の判定によらず当該第2の変速制御手段への変更を禁止し、これに優先して当該第3の変速制御手段を適用するようになす、変更禁止・優先適用機能を有する変速制御変更手段を具備することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:72 ,  F16H 59:78

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