特許
J-GLOBAL ID:200903024677966027

超音波探触子回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-223172
公開番号(公開出願番号):特開平5-056968
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】従来の超音波診断装置に使用されている探触子における圧電素子による受波信号減衰の本質的欠点を解決し、これにより、生体の断層像に必要な合成開口などの走査送受波における微弱信号の処理を可能とする。【構成】光レーザーダイオード1からの周波数f0 のレーザー光をハーフミラー2を通して2つに分け、そのうちのひとつを送波レーザーとして走査器6に導き、走査器6の内部の回転鏡7で方向が90度変えられて、レーザー反射膜12が取り付けられている超音波探触子17の超音波送波素子配列8に隣接した溝9に導かれ、このレーザー反射膜からの反射レーザーは、もと来た道を逆行して回転鏡7、更にハーフミラー2に到達し、ここで反射して光ヘテロダイン検波器13に入力されるようになっている。ここで、走査器6においては、超音波パルス回路10から出力される信号により更に超音波送波素子8の走査送波に対応して回転鏡7が同期回転されることによって溝9内に送信レーザーが走査されるようになっている。
請求項(抜粋):
超音波探触子の超音波送波器配列の各素子に隣接もしくは各素子の内部にレーザーを通す細い通路を設け、レーザー反射膜で通路の検体側の口を閉じて、前記超音波探触子の音響整合体に密着させ、レーザー反射膜へレーザー光を投光し反射レーザー光を受光するレーザー送受光器を設けて、検体内部からの超音波反射波を検体表面の振動に伴う送受レーザー光の干渉波の変動として捕える装置と、超音波の送波を送波器配列の各素子ごとに個別に、もしくは複数個の素子をグループとして走査を行う装置を備え、超音波送波器配列に対する走査送波に同期して、レーザー送受光を行うことによりレーザー受光器で超音波を受波する超音波探触子回路。
IPC (5件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/00 501 ,  G01N 29/04 501 ,  G01N 29/24 ,  G01N 29/26 503

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