特許
J-GLOBAL ID:200903024687275944

電解粗面化装置及び電解粗面化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-177492
公開番号(公開出願番号):特開2001-355100
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】【課題】 高温下での電解粗面化処理においても、ガイドローラが変形、変質せず、安定した状態でウェブを電解粗面化処理できるようにすることを課題とする。【解決手段】 電解処理槽34に貯留された電解液中にガイドローラ48が漬浸されウェブWをガイドする。ガイドローラ48を構成するスリーブ50には、帯体58(不織布)の縁部の一方を長手方向に沿って詰めるように縫い合わせ、螺旋状を呈した帯体58が軸方向へ積層され、0.03〜1.00g/ccに圧密されている。そして、外周面の表面硬度が50〜90となるように表面加工されている。これにより、ガイドローラ48が長期に渡って変形・変質しない。さらに、表面硬度を50〜90とすることで、ウェブWの傷付きが防止される。また、不織布を螺旋状とすることで、取付手間が掛からない。
請求項(抜粋):
処理槽に貯留された電解液と、前記電解液中に漬浸され給電される電極と、前記処理槽内に配置され電解液中の印刷版用金属板をガイドするガイドローラと、を備えた電解粗面化装置において、前記ガイドローラが、ロール状の芯体部と、引張り強さが4g/d以上の耐酸性繊維を主体とした繊維シートを帯体に加工し、前記帯体の縁部の一方を長手方向に沿って詰めるように縫い合わせ、螺旋状を呈した帯体の中心部を芯体部へ挿入して軸方向に積層し、前記帯体を0.03〜1.00g/ccに圧密して外層の厚さを10〜100mmとし、外層の表面硬度が50〜90となるように表面加工したことを特徴とする電解粗面化装置。
IPC (3件):
C25F 7/00 ,  B41N 3/03 ,  C25F 3/04
FI (3件):
C25F 7/00 M ,  B41N 3/03 ,  C25F 3/04 A
Fターム (7件):
2H114AA11 ,  2H114AA14 ,  2H114DA04 ,  2H114EA02 ,  2H114EA08 ,  2H114FA02 ,  2H114GA08

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