特許
J-GLOBAL ID:200903024693104434

ロック機能付きスナップ・ファスナーとロック解除用補助具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-189081
公開番号(公開出願番号):特開平11-089611
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】雄部品と雌部品を容易に係合固定させるとともに、一定条件下でのみその固定を解くことができるスナップ・ファスナー。【解決手段】リベット軸9 を挿入孔15a の中へ押し込み、シート材3 の穿孔部の内縁を挟んでシール部を形成する。雄部品13は円筒状係合部14の先端に、径方向外側に突き出る係合突起19を有し、雌部品18の雄部品係止部20には係合部14に対して径方向外側に変位して配置された弾性係止部材22を備える。弾性係止部材22は径方向内側に突出する1以上のロック突出片23をもち、これが雄部品13と雌部品18との係合時に前記係合突起を係止して、ロックし軸線に沿った動きを抑える。
請求項(抜粋):
それぞれが結合用シート材(3)に取り付け可能な雄・雌部材からなるスナップ・ファスナーであって、雄部材(1)および雌部材(2)は、それぞれが前記結合用シート材(3)を突き通すリベット軸(9)を有するキャップ部(7)と、雄部品(13)又は雌部品(18)とを有し、前記リベット軸(9)が、前記シート材(3)の穿孔部(16)の内周縁を挟んで前記雄部品(13)又は雌部品(18)の挿入孔(15a)に押し込まれ、押圧変形により前記雄部品(13)又は雌部品(18)と一体化され、前記雄部品(13)は、ほぼ軸線方向に伸びて先端に径方向の外側に突出する係合突起(19)を有する係合部(14)を含み、前記雌部品(18)は、ほぼ軸線に向けて伸び、前記係合突起(19)をロック状態で係止する弾性係止部材(22)を有する雄部品係止部(20)を含んでなり、前記雌部品(18)の前記弾性係止部材(22)は、雌部品(18)の周囲に形成された溝(28)に外から嵌め込まれ、前記雄部品係止部(20)の径方向内向きに突出するロック用突出片(23)を有し、前記雄部品(13)の係合突起(19)は、前記ロック用突出片(23)に係止し、同突起(19)の軸線方向の動きを抑止され、前記ロック用突出片(23)は、前記弾性係止部材(22)を外径方向に付勢させることによって雄部品(13)を解放するため外方へ弾性的に移動可能であることを特徴とするロック機能付きスナップ・ファスナー。

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