特許

J-GLOBAL ID：200903024698075378

ディスク装置およびヘッド間ずれ量計測方法

発明者： 小川 仁 ,  宮沢 章一 ,  角田 元泰 ,  山本 克己 ,  仁科 昌俊
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 富田 和子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-187279
公開番号（公開出願番号）：特開平9-045025
出願日： 1995年07月24日
公開日（公表日）： 1997年02月14日
要約：

【要約】【目的】 デュアルヘッドのヘッド間ずれ量の経時的計測できるディスク装置を提供する。【構成】 ディスク装置の各媒体201の面ごとにヘッド間ずれ量を計測できる領域を専用に持つ。その領域は、隣接したトラックで、各トラックでリードヘッド108がオントラックしたままで、バースト信号をそれぞれ書く。次に、リードヘッド108が隣接トラック中心に位置決めすることで、前記バースト信号の出力差から各ヘッド間のずれを検出することで、ヘッド間ずれ量の経時変化を測定する。測定結果に基づいて、ライトヘッド107のリードヘッド108に対するオフセットを調整する。

請求項（抜粋）：

円板状の記録媒体と、上記媒体を回転するための駆動部と、読み出し用のリードヘッド、および、書き込み用のライトヘッドをそれぞれ有する分離ヘッドと、上記リードヘッドおよびライトヘッドにより上記媒体に対しデータの読み書きを行なうための読み書き実行部とを有するディスク装置において、記録媒体は、記録媒体のトラック上でのリードヘッドに対するライトヘッドのトラック幅方向のずれの量であるヘッド間ずれ量を計測するための計測領域を、その一部に予め有し、読み書き実行部は、計測領域において、リードヘッドを特定のトラックに位置決めする手段と、リードヘッドが特定のトラックに位置決めされた状態で、ライトヘッドを用いて、ずれ量検出のための信号を記録媒体に書き込む手段と、リードヘッドを用いて、上記書き込まれたずれ量検出のための信号を読み出す手段と、読み出された信号に基づいて、ずれ量を求め、求めたずれ量に基づいて、ライトヘッドのトラックに対する媒体半径方向におけるオフセットを調整する手段とを備えることを特徴とするディスク装置。