特許
J-GLOBAL ID:200903024698079470
ダイバーシチ方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-116645
公開番号(公開出願番号):特開平6-311146
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明はマルチパスフェージングによる符号誤りの低減に対して有効で、かつ、その構成が簡易なダイバーシチ方式を実現することを目的とする。【構成】 2つ以上の無線伝送手段から得られるRF信号を周波数変換したIF信号の包絡線変動からベースバンドディジタル信号のクロック周波数に等しい周波数を有する信号成分を抽出し、その強度の大きい無線伝送手段を選択して受信する。フラットフェージングによる熱雑音誤りと周波数選択性フェージングによる符号間干渉誤りの両者を低減するのに有効であり、また、無線伝送手段の切り換えを検波前のIF信号によって制御しており、従来方法に比べて簡易な構成で実現可能で、機器の小型・軽量化に有効である。
請求項(抜粋):
PSK ディジタル変調を用いたディジタル陸上移動通信システムやディジタルコードレス電話システム等であって、かつ、マルチパスフェージングがシステム性能を大きく劣化させるディジタル無線通信システムにおいて、受信信号強度の変動が無相関となる程度にアンテナ位置、周波数、アンテナ指向性、偏波等が異なる複数の無線伝送手段と、該無線伝送手段のRF信号を周波数変換したIF信号の包絡線の変動を検出する無線伝送手段と同数の包絡線変動検出器と、該包絡線変動検出器の出力信号の中からベースバンドディジタル信号のクロック周波数に等しい周波数を有する信号成分を検出する前記包絡線変動検出器と同数のクロック周波数成分検出器と、該クロック周波数成分検出器の出力が最大となる無線伝送手段を選択する1つの判定器と、該判定器による判定に従って前記無線伝送手段の内の1つを選択するスイッチを備え、クロック周波数成分の強度に従って前記無線伝送手段の内の1つを選択することによってマルチパスフェージングの影響を低減せしめることを特徴とするダイバーシチ方式。
IPC (3件):
H04L 1/02
, H04B 7/26
, H04L 27/18
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