特許
J-GLOBAL ID:200903024704078864

導電性ポリウレタンフォーム及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176190
公開番号(公開出願番号):特開平6-298989
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 重合方法が容易で、ピロール等の精製が必要なく、溶媒の回収率を向上させ、且つ前処理が全く必要ない導電性ポリウレタンフォームの製造方法を提供する。【構成】 連泡型軟質ポリウレタンフォームのセル表面に酸化剤溶液(FeCl3 メタノール溶液)Fを塗布し、その後真空乾燥により該酸化剤溶液の溶媒を完全に除去し、次いで共役二重結合を有する化合物(ピロール等)Pを気相雰囲気下で上記酸化剤付着後の連泡型ポリウレタンフォーム2のセル表面上で重合させ、該セル表面上に上記化合物の導電性電子共役系ポリマー層(ポリピロール層等)を形成させ、その後これを溶媒S中に浸漬しピロール等及び上記酸化物を抽出除去し、次いで真空乾燥する。長尺状連泡型ポリウレタンフォームシート2を搬送しつつ、連続的に導電性ポリウレタンフォーム1aを製造することができる。
請求項(抜粋):
連泡型ポリウレタンフォームのセル表面に酸化剤溶液を塗布し、その後、真空乾燥により該酸化剤溶液の溶媒を完全に除去し、次いで、共役二重結合を有する化合物を気相雰囲気下で上記酸化剤付着後の連泡型ポリウレタンフォームのセル表面上で重合させ、該セル表面上に上記化合物の導電性電子共役系ポリマー層を形成させ、その後、これを溶媒中に浸漬し未反応の上記化合物及び上記酸化物を抽出除去し、次いで、真空乾燥することを特徴とする導電性ポリウレタンフォームの製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/36 CFF ,  C08G 61/12 NLJ
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭62-268004
  • 特開昭62-084115

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