特許
J-GLOBAL ID:200903024714220871

回転センサの検出信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084177
公開番号(公開出願番号):特開平10-332725
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 配線用の信号線を2本のみの構成としながら、ギアの回転方向および回転数を示す信号を出力できるようにする。【解決手段】 ギア1の回転で磁気センサ3,4は、位相差を有する検出信号Sa,Sbを出力する。ラッチ回路5は検出信号Sbの立上がりタイミングで検出信号Saのレベルを判定して回転方向を示す判定信号Scを出力する。パルス信号発生回路6,7は、磁気センサ4の検出信号の立上がりタイミングで時間幅の異なるパルス信号を出力する。信号選択回路8は判定信号Scがハイレベルのときにパルス信号Sdを、ロウレベルのときにパルス信号Seを出力信号Sfとして出力し、このレベルに応じて二値電流出力回路9からレベルの異なる電流Isを出力する。この電流Isを、外部端子P1,P2を介して外部に接続する検出用抵抗などに流してその端子電圧を検出することにより回転方向および回転数を検出することができる。
請求項(抜粋):
回転体に対向配置されその回転に伴って2つのセンサ素子から矩形波状の検出信号が異なる位相をもって出力され、それらの検出信号に基づいて前記回転体の回転数および回転方向を検出するようにした回転センサの検出信号処理装置において、前記2つのセンサ素子の検出信号に基づいて前記回転体の回転方向に対応する判定信号を出力する回転方向判定手段と、前記2つのセンサ素子のうちの少なくとも一方から出力される検出信号のレベルが変化する時点でパルス信号を出力し、そのパルス信号の時間幅を前記回転方向判定手段の判定信号に応じて異なるように設定して出力するパルス信号発生手段と、このパルス信号発生手段から出力されるパルス信号のレベル変化に対応して異なる電流量で入出力端子間に電流を流す二値電流出力手段とを設けて構成したことを特徴とする回転センサの検出信号処理装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-125067
  • 特開昭59-125067

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