特許
J-GLOBAL ID:200903024721706984

内燃機関の燃料供給制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270498
公開番号(公開出願番号):特開平10-122076
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】燃料圧力の調整機能を有する燃料供給制御装置において、複数の貯留室に貯留された燃料を只1つのポンプを用いて全て効率よく内燃機関へ供給すること。【解決手段】燃料タンク11は凹部32により区画された第1及び第2の貯留室19,20を含む。第1の貯留室19に配置された燃料ポンプ12は、同室19内の燃料を燃料ライン22へ吐出する。リリーフ通路13に設けられたリリーフバルブ14は同通路13を選択的に開閉する。リリーフ通路13に設けられたジェットポンプ15はリリーフ通路13を流れる燃料により負圧を生じ、その負圧の吸引力により第2の貯留室20の中の燃料を連通路31を通じて第1の貯留室19へ移送する。第1の貯留室19の液位FLが所定値FL1未満の場合、燃料圧力PFを増大させリリーフバルブ14を開閉することにより、ジェットポンプ15を作動させて燃料の移送を行う。
請求項(抜粋):
複数の貯留室からなるタンクのうちの特定の1つの貯留室に配置されたポンプの駆動力を制御して内燃機関に供給する燃料圧力を同機関の運転状態に応じて調整する燃料供給制御装置であって、前記特定の貯留室において前記ポンプから吐出される燃料の一部を同特定の貯留室へ還流する還流通路と、前記還流通路に設けられ、同還流通路を流れる燃料の作用力に基づき前記特定の貯留室以外の貯留室の中の燃料を前記特定の貯留室へ移送する移送手段と、前記還流通路の前記移送手段上流に設けられ、前記内燃機関に供給される燃料圧力が所定値以上のとき同還流通路を開放し、それ以外のとき同還流通路を閉塞する開閉手段と、前記特定の貯留室内の燃料の液位を検出する液位検出手段と、前記液位検出手段により検出される液位が所定値以下のとき、前記ポンプの駆動力を高めて同ポンプによる燃料吐出量を増量補正する補正手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料供給制御装置。
IPC (6件):
F02M 37/08 ,  F02M 37/00 301 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/00 331 ,  F02M 37/04 ,  F02M 55/00
FI (6件):
F02M 37/08 B ,  F02M 37/00 301 C ,  F02M 37/00 301 R ,  F02M 37/00 331 D ,  F02M 37/04 B ,  F02M 55/00 B

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