特許
J-GLOBAL ID:200903024725524422

分極による影響を考慮したバッテリ容量演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-304736
公開番号(公開出願番号):特開2001-174535
出願日: 2000年10月04日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 バッテリの分極を考慮した正確な近似直線を得ることでハイブリッドカーでも精度のよい充電状態を得ることのできる、分極を考慮したバッテリ容量演算装置を得る。【解決手段】 ハイブリッド機構8のモータジェネレータ5に放電電流を流すバッテリ6の電圧、電流をI-V特性算出部13が収集して電圧-電流特性を求め、電圧推定部14がこの電圧-電流特性を用いてバッテリ6の現在の推定電圧を推定し、この推定電圧からバッテリ6の現在の充電状態を求める一方、電流監視部19が収集した電流が最大の分極発生の大電流に最初に到達し、かつ該到達後に電流が大電流以下の所定電流値に最初に到達したと判定したとき、分極影響電圧算出部20、推定値補正部21がこのときのバッテリの推定電圧と走行開始時のバッテリの開回路電圧との差を用いて充電状態を補正する。
請求項(抜粋):
車両の負荷にバッテリから放電電流を流して電圧、電流を収集して電圧-電流特性を求め、この電圧-電流特性を用いて前記バッテリの現在の推定電圧を推定し、この推定電圧から前記バッテリの現在の充電状態を求めるバッテリ容量演算装置において、前記車両の走行開始時からその後の前記バッテリの電圧、電流を監視し、該電流が前記バッテリの分極発生が最大となる大電流に最初に到達し、かつ該到達後に前記電流が前記大電流以下の所定電流値に最初に到達したとき、このときの前記バッテリの電圧を前記最大の分極の影響を残した状態の最大分極影響残存時の推定電圧とし、この最大分極影響残存時の推定電圧と前記走行開始時の前記バッテリの開回路電圧との差を用いて前記充電状態を補正することを特徴とする分極による影響を考慮したバッテリ容量演算装置。
IPC (6件):
G01R 31/36 ,  B60L 3/00 ZHV ,  H01M 10/42 ,  H01M 10/44 ,  H01M 10/48 ,  H02J 7/00
FI (6件):
G01R 31/36 A ,  B60L 3/00 ZHV S ,  H01M 10/42 P ,  H01M 10/44 P ,  H01M 10/48 P ,  H02J 7/00 X

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