特許
J-GLOBAL ID:200903024728611628

可逆性電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296821
公開番号(公開出願番号):特開平5-135769
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、電池、エレクトロクロミック表示素子、センサー、メモリー等の電気化学素子に使用する有機化合物よりなる酸化還元反応速度を改良した可逆性電極に関する。【構成】 本発明は、電極として導電性高分子にジスルファイド系化合物を導入した化合物を用いるものである。ジスルフィド系化合物を電池の電極として用いると150wh/kg以上の大きなエネルギー密度の二次電池が構成できる。ジスルフィド系化合物の酸化還元反応は遅く、単独では大きな電流を取り出すことは困難であるが、導電性高分子と組み合わせることで、導電性高分子の電極触媒作用によりジスルフィド系化合物の酸化還元反応が加速され、また同時に電解質との実質的な接触面積が格段に増大される効果と相まって、室温でも大電流での電解(充放電)を可能とするものである。
請求項(抜粋):
電解還元により硫黄-硫黄結合が開裂することにより硫黄-金属イオン(プロトンを含む)結合を生成し、かつ電解酸化により前記硫黄-金属イオン結合が前記硫黄-硫黄結合に再生する特性を有する基を導入したイオン電子混合伝導性高分子を主たる構成成分とする可逆性電極。
IPC (4件):
H01M 4/60 ,  H01B 1/06 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-093169

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