特許
J-GLOBAL ID:200903024736728798
藻礁の造成または改良方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-353865
公開番号(公開出願番号):特開2000-157095
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 藻礁造成場所の選択範囲が広く、且つ少ない手間とコストで藻礁を短期間に造成することができ、大規模造成も可能な藻礁造成法を提供する。【解決手段】 既存の藻礁における海藻類の増殖作用に着目し、既存の藻礁そのものを人工基盤への海藻類の種苗の着生および生育に利用する藻礁造成法であり、その特徴は、沈設用の資材として、未炭酸化Ca含有材(但し、スラグを除く)またはこれとスラグとの混合物を主原料とする石材であって、上記主原料の粉状および/または粒状物を、主としてこれらに含まれる未炭酸化Caの炭酸化反応で生成させたCaCO3をバインダーとして固結させ、塊状化した人工石材を用い、既存の藻礁に該人工石材からなる資材を仮置き沈設し、この資材の表面に海藻類を着生、生育させた後、資材を回収してこれを藻礁を造成すべき場所に種資材として移設するとともに、この種資材の周囲に海藻類を着生させるべき前記人工石材からなる他の資材を配し、前記種資材の海藻類を前記他の資材に増殖させる。
請求項(抜粋):
沈設用の資材として、未炭酸化Ca含有材(但し、鉄鋼製造プロセスで発生したスラグを除く)を主原料とする石材であって、主原料である粉状および/または粒状の未炭酸化Ca含有材を、主としてこれに含まれる未炭酸化Caの炭酸化反応で生成させたCaCO3をバインダーとして固結させ、塊状化した人工石材を用い、既存の藻礁に前記人工石材からなる資材を仮置き沈設し、該資材の表面に海藻類を着生、生育させた後、該資材を回収してこれを藻礁を造成しまたは海藻類を増殖させるべき場所に種資材として移設するとともに、該種資材の周囲に海藻類を着生させるべき前記人工石材からなる他の資材を配し、前記種資材の海藻類を当該他の資材に増殖させることを特徴とする藻礁の造成または改良方法。
IPC (3件):
A01K 61/00 311
, A01G 33/00
, C04B 32/00
FI (3件):
A01K 61/00 311
, A01G 33/00
, C04B 32/00 Z
Fターム (13件):
2B003AA01
, 2B003BB01
, 2B003CC04
, 2B003CC05
, 2B003DD01
, 2B003DD02
, 2B003DD04
, 2B003EE04
, 2B026AA05
, 2B026AB05
, 2B026AC01
, 2B026FA05
, 2B026FB03
引用特許:
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