特許
J-GLOBAL ID:200903024736935971

シート材切断機の刃物用パイロット装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127210
公開番号(公開出願番号):特開平8-150596
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 ナイフが予定した切断経路に沿った切断位置にあるとき、ナイフの曲がりに基因する欠点を可及的に無くす刃物用パイロット装置を提供すること。【構成】 ナイフ10をZ軸5の回りに回転させるカッティングヘッド104が、切断経路に沿ってナイフを動かす。Z軸に沿って往復動可能なナイフの非支持部分をガイドする案内手段として、カッティングヘッドに強固に取り付けたソケット53と、ナイフの前縁11に近接した前方であってZ軸から或る距離をおいた位置の垂直軸線6を中心にしてソケット53に回転自在に搭載されたサポート60とセンサ手段58が設けられる。サポート60はナイフのフランク13,14を取り囲むスロット61を有し、そのスロット61は軸線6から偏って配置される。センサ手段が検出した回転角に応じて予定した切断経路にナイフを沿わせることができるように、Z軸に対するナイフ10の動きを制御する修正信号が与えられる。
請求項(抜粋):
多層状となるように切断用テーブルに広げられた織布シート材を切断するための自動制御された切断機のカッティングヘッドが切断用ナイフを支持し、前記カッティングヘッドは、織布シート材を切断する間に予定した切断経路に沿って前記切断用ナイフを動かすために、該カッティングヘッドをX軸とY軸に沿って動かしそしてZ軸回りに回転自在とすることにより、三次元系において動きが制御され、前記切断用ナイフは、前記Z軸に沿って往復動可能に装着され、前記カッティングヘッドは、該カッティングヘッドに支持した切断用ナイフの支持されない側の部分をガイドする案内手段と、回転可能な前記カッティングヘッドに強固に取り付けられ前記織布シート材を押さえる加圧盤とを備える刃物用パイロット装置において、前記切断用ナイフ(10)の支持端部は、前記Z軸の回りに回転自在なカッティングヘッドに取り付けられ、切断用ナイフの自由端に近接して配置された前記案内手段は、カッティングヘッドに強固に取り付けたソケット(53)を有し、前記切断用ナイフの切断側エッジ(11)の前方で近接して座標系のZ軸(5)に予め定められた距離をおいて平行するように配置された垂直軸線(6)を中心に前記ソケット(53)内で回転自在に搭載されたサポート(60)が設けられ、該サポート(60)は前記切断用ナイフ(10)のフランク(13,14)を取り囲むスロット(61)を有し、該スロット(61)は、前記垂直軸線(6)から偏った位置にあって切断用ナイフの後縁(12)の方向へ延び、さらに、センサ手段(58)が設けられ、それがソケット(53)に対する前記サポートの回転角および/または方向を即座に検出するものであり、検出した回転角に応じて予定した切断経路に前記切断用ナイフを沿わせることよって材料の切断動作を調整できるように、Z軸に対する切断用ナイフ(10)の動きをコントロールする修正信号が与えられるようになっていることを特徴とするシート材切断機の刃物用パイロット装置。
IPC (3件):
B26D 5/00 ,  A41H 43/00 ,  B26F 1/38

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