特許
J-GLOBAL ID:200903024739767980

高粘度指数潤滑剤の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517799
公開番号(公開出願番号):特表平10-510565
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】油分含量の低い石油ワックスフィードを、最初に穏やかな条件下で、一般にフィードの30〜40重量%の範囲の潤滑油範囲生成物を潤滑油範囲生成物に転化する転化率にて、水素化分解に付する二段階水素化分解一水素異性化方法によって高粘度指数潤滑剤に転化する。水素化分解は、最初のフィード中に存在する芳香族炭化水素成分を選択的に除去する無定形触媒を用いて、少なくとも800psig(5617kPaa)の水素圧にて行う。続いて、低酸性度ゼオライトベータ触媒を用いる第2の工程において、水素化分解流出物を水素異性化に付する。第2段階は、第1段階生成物を第2段階へカスケードすることによって高圧で、又は一般に200〜1000psig(1480〜6996kPaa)のより低い圧力で操作することができる。第2段階の触媒は、好ましくは貴金属含有ゼオライトベータ触媒である。第2段階は、比較的低い温度、典型的に600〜650°F(316〜343°C)の温度にて行う。目標の流動点を達成するために、最終的な脱ロウ工程を使用することもできる。
請求項(抜粋):
少なくとも80重量%のワックス含量を有する、鉱油起源の炭化水素フィードから、少なくとも130の粘度指数を有する高粘度指数潤滑剤を製造する方法であって、 (i)該フィードを、少なくとも800psig(5617kPaa)の水素分圧にて、酸性無定形多孔質担体物質上に金属水素化成分を含んでなる二元機能潤滑油水素化分解触媒によって水素化分解して、フィードを潤滑油沸点範囲外で沸騰する生成物へ転化する転化率が高くとも50重量%となる結果がもたらされる過酷度にて、フィード中に存在する芳香族炭化水素成分を水素化分解する工程、及び (ii)ゼオライトベータを含む多孔質担体物質上に貴金属水素化成分を含んでなり、20を越えないアルファ値を有する低酸性度異性化触媒の存在下で、水素化分解工程からの流出物中に存在するワックス性パラフィンを異性化して、ワックス性パラフィンをよりワックス性の低いイソパラフィンに異性化する工程を含んでなる方法。
IPC (9件):
C10G 65/12 ,  C10G 67/04 ,  C10M177/00 ,  C10G 45/64 ,  C10G 47/12 ,  C10G 70/06 ,  C10M101/02 ,  C10N 30:02 ,  B01J 29/78
FI (8件):
C10G 65/12 ,  C10G 67/04 ,  C10M177/00 ,  C10G 45/64 ,  C10G 47/12 ,  C10G 70/06 ,  C10M101/02 ,  B01J 29/78 M

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