特許
J-GLOBAL ID:200903024746273730
熱電素子放熱促進装置、ならびにそれを用いた冷蔵庫、および水槽冷却ユニット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-176205
公開番号(公開出願番号):特開平10-019438
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】一般的に使用されている熱電素子モジュルの放熱面はほとんどが平面である。従って、その放熱面から熱を奪う部材は熱電素子モジュルに平面的に接触させる必要がある。【解決手段】沸騰現象は微小な気泡核を起点に気泡が成長し、伝熱面から離脱する。この微小な気泡核は図2a,図2bに示すように面上に存在する微小な凹みから発生しやすい。したがって、沸騰を促進させるには伝熱面に微小な凹みを多数設け、微小な気泡核が発生しやすい構造にする。平面にこのような加工をするために、発泡金属を用いる方法を発明した。発泡金属は図3にその断面形状を示すように微細な空孔が無数に存在する。従って、このような発泡金属の薄いシートを作り、熱電素子モジュルの放熱面に接触する沸騰部をボックスの熱電素子モジュル側の内面に貼付ることにより伝熱面に微小な凹みを多数設けることができる。
請求項(抜粋):
熱電素子モジュルの放熱面5にサーモサイフォンの沸騰部ボックスが熱的に接触し、沸騰部ボックス6には冷媒等の熱媒体が封入されており、沸騰により発生した蒸気は蒸気流路から凝縮器に流れ、凝縮器で放熱し液冷媒になり、液冷媒は重力の作用により下方に流れ、流路を通り沸騰部ボックスに戻る構成になっているサーモサイフォンにおいて、沸騰部ボックスの熱電素子モジュル側のボックス壁を構成する部材の内面に発泡金属の薄いシートを貼付ることにより伝熱面に微小な凹みを多数設け微小な気泡核が発生しやすい構造にし、高性能な沸騰部熱伝達率向上手段を構成したことを特徴とする熱電素子放熱促進装置。
IPC (4件):
F25D 11/00 101
, F25D 11/00 102
, F25B 21/02
, F25D 19/00 550
FI (4件):
F25D 11/00 101 W
, F25D 11/00 102 C
, F25B 21/02 C
, F25D 19/00 550 A
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