特許
J-GLOBAL ID:200903024747589609
再生機能を有する油圧制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251063
公開番号(公開出願番号):特開2001-074003
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 負荷の異なる複数の切換弁を同時操作するときに、各切換弁のシリンダポートに対する圧油の供給を確実にしてキャビテーションの発生を防止する。【解決手段】 負荷の異なる複数の切換弁80、81を同時操作するときに、補助ポート47からタンクライン52に至る油路上に流量調整手段53、65を設け、前記補助ポート47とタンクライン52との間の油路を前記流量調整手段53、65において前記中間ポート46の圧力により開方向に調整すると共に、外部信号圧力により閉方向に調整するようにし、しかも前記補助ポート46および前記中間ポート47からシリンダポート45に至る油路中に、この油路から補助ポート47への流れを阻止する向きに再生逆止弁70、71を接続配置する。
請求項(抜粋):
可変容量ポンプに複数の切換弁を内蔵する制御弁を接続し、前記切換弁にそれぞれアクチュエータを接続して、前記各切換弁を操作することにより前記可変容量ポンプからの圧油を各アクチュエータに給排するように構成した油圧制御装置であって、前記各切換弁は、バルブボディ内に液密的に摺動自在に支持する切換スプールと、同切換スプールの位置に従って連通または遮断される複数の油路と、同油路に対し前記可変容量ポンプからの圧油の供給を行う圧油供給通路と、同圧油供給通路と連動するシリンダポートと、同シリンダポートと前記圧油供給通路との間に前記切換スプールの移動に従って該切換スプールに設けた切欠部が前記圧油供給油通路に開口し該切欠部を介して前記圧油供給通路から圧油が供給される圧検出ポートと、同圧検出ポートに逆止弁を介して連通し前記切換スプールの移動に伴い前記シリンダポートに連通または遮断される中間ポートと、同中間ポートに連通するタンクラインと、同タンクラインと前記シリンダポートとの間に設けた補助ポートとから構成し、切換弁が操作された際に圧油供給通路から圧検出ポート、逆止弁、中間ポートおよび一方のシリンダポートを経てアクチュエータへ圧油の供給を行い、このアクチュエータから他方のシリンダポートおよび補助ポートを経てタンクラインに戻油の排出を行うように構成し、さらに、前記補助ポートからタンクラインに至る油路上に流量調整手段を設け、補助ポートとタンクラインとの間の油路を、流量調整手段において圧検出ポートの圧力により開方向に調整すると共に、外部信号圧力により閉方向に調整するように構成した油圧制御装置において、前記流量調整手段を前記切換スプールに略平行に該切換スプールの下方に設け、前記タンクラインを前記補助ポートに関して前記バルブボディの前記切換スプールの移動方向に対して前記圧検出ポートの内側に設け、さらに、特定の切換スプールの前記補助ポートと前記中間ポートとを、当該補助ポートから当該中間ポートへの流れを許容する向きに再生逆止弁を介して接続すると共に、当該再生逆止弁を前記バルブボディ内の前記複数の切換スプールの近傍にあって当該切換スプールの側方に設けたことを特徴とする再生機構を有する油圧制御装置。
IPC (3件):
F15B 11/02
, E02F 9/22
, F04B 49/00
FI (3件):
F15B 11/02 W
, E02F 9/22 M
, F04B 49/00
Fターム (28件):
2D003AA01
, 2D003AB03
, 2D003BA08
, 2D003CA03
, 2D003DA02
, 3H045AA04
, 3H045AA12
, 3H045AA24
, 3H045AA33
, 3H045BA48
, 3H045CA03
, 3H045CA28
, 3H045DA16
, 3H045DA19
, 3H045EA43
, 3H089AA23
, 3H089BB11
, 3H089CC11
, 3H089DA03
, 3H089DB33
, 3H089DB47
, 3H089DB49
, 3H089DB75
, 3H089FF07
, 3H089FF16
, 3H089GG02
, 3H089HH05
, 3H089JJ02
引用特許:
前のページに戻る