特許
J-GLOBAL ID:200903024750892169

既存コンクリート構築物の柱の補強方法及びその補強 装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮武 文一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264939
公開番号(公開出願番号):特開平11-081696
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】溶接することなく、容易迅速且つ衛生的に既存コンクリート構築物の柱を補強でき、実用上有益で経済性を向上する。【解決手段】両側端部の内方に平断面三角状の突条を設けた複数枚の補強壁板によって既存コンクリート構築物の柱を包囲し、外方の両側部に外側面が先端側外側へのテーパーをなす平断面三角状の係合溝を設けた挟み具の中央片の外方にボルトを突設し、そのボルトを上記隣接する補強壁板間の間隙内に挿通して挟み具の両側の三角状係合溝を上記隣接する補強壁板の接続側端部の三角状突条にそれぞれ嵌合し、上記ボルトの外方突出部に座板の通孔を嵌合しナットを螺着して補強壁を構成した後、上記既存コンクリート構築物の柱と上記補強壁の間の空間部内にモルタルを充填して既存コンクリート構築物の柱を補強する。
請求項(抜粋):
両側端部の内方に平断面三角状の突条を設けた複数枚の補強壁板によって既存コンクリート構築物の柱を包囲し、外方の両側部に外側面が先端側外側へのテーパーをなす平断面三角状の係合溝を設けた挟み具の中央片の外方にボルトを突設し、そのボルトを上記隣接する補強壁板間の間隙内に挿通して挟み具の両側の三角状係合溝を上記隣接する補強壁板の接続側端部の三角状突条にそれぞれ嵌合し、上記ボルトの外方突出部に座板の通孔を嵌合しナットを螺着して補強壁を構成した後、上記既存コンクリート構築物の柱と上記補強壁の間の空間部内にモルタルを充填することを特徴とする既存コンクリート構築物の柱の補強方法。

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