特許
J-GLOBAL ID:200903024751231166

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251647
公開番号(公開出願番号):特開平10-096977
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】先羽根群と後羽根群の露光作動開始位置を簡単に調整できる二重遮光機能を備えたカメラ用のフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】シャッタ地板1の軸1cに、ストップ部材9,後羽根用作動部材10,後羽根用駆動部材11が回転可能に取り付けられている。後羽根用作動部材10は、後羽根群の作動ピン10cを有しており、且つ後羽根用駆動部材11との間に、相互に引き合うばねが掛けられていて、セット状態において、該ばねによって時計方向へ付勢されている。セット状態において、後羽根群は、先羽根群と共に露光用開口部1aを覆っており、レリーズの初期段階で抑止を解かれ、露光作動開始位置へ作動するが、そのとき後羽根用作動部材10の肉厚部10aがストップ部材9の停止部9aに当接して停止する。ストップ部材9の停止部9aの位置は、偏心軸12bを有する調整部材12の回転によって調節される。
請求項(抜粋):
各々少なくとも二つのアームによって複数枚の羽根を枢支しており該アームの往復回動によって露光用開口の開閉作動を行う先羽根群及び後羽根群と、往復回動可能であって前記先羽根群を作動させるために該先羽根群の一つのアームに連結されていて露光作動時に先羽根用駆動ばねによって回動される先羽根用駆動部材と、往復回動可能であって前記後羽根群を作動させるために該後羽根群の一つのアームに連結されている後羽根用作動部材と、往復回動可能であって露光作動時に後羽根用駆動ばねによって回動され前記後羽根用作動部材を押動する後羽根用駆動部材と、初期位置から作動して前記先羽根用駆動部材と前記後羽根用駆動部材とを前記各駆動ばねに抗してセット位置へ回動させるセット部材と、前記後羽根用作動部材と前記後羽根用駆動部材が相互に引き合うように張られたばねと、前記後羽根駆動部材がセット位置へ回動するとき前記後羽根用作動部材が前記ばねによって追従するのを抑止し次の露光作動の直前に該抑止を解かされる抑止手段と、前記後羽根用作動部材が抑止を解かれ前記ばねによって作動したとき露光作動開始位置で該作動を停止させるストップ部材と、前記ストップ部材を変位させて前記後羽根用作動部材の停止位置を調整できる調整部材とを備えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-096726
  • 特開平4-070635
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-096726

前のページに戻る