特許
J-GLOBAL ID:200903024754283396

射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143542
公開番号(公開出願番号):特開平11-333898
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 樹脂流路内に充満した樹脂を速やかに固化させるようにした射出成形用金型を提供する。【解決手段】 本射出成形用金型のノズルゲート、ランナー、第1及びスプルーは、空冷効果の高い断面形状として、それぞれの伝熱壁の面積を大きくして冷却効率を高めることのできる凹凸のある断面形状を備えている。ランナー24の断面は、図1に示すいずれかの断面形状、例えば図1(1)に示す断面形状70を備えている。ノズルゲート、ランナー、及び第1及び第2スプルーは空冷効果が高くなり、樹脂流路内の樹脂が金型外側の空気により速やかに空冷される。よって、樹脂流路内の樹脂が速やかに固化し、樹脂固形物として取り出すことができるので、射出成形サイクルの所要時間が短縮され、生産性が向上する。
請求項(抜粋):
固定側金型と、固定側金型に対して進退自在であって、固定側金型に接して、固定側金型との間にキャビティを形成する可動側金型と、固定側金型を貫通するノズルゲート、ランナー及びスプルーからなる樹脂流路とを備え、樹脂流路を介してキャビティに樹脂を圧入して成形する射出成形用金型において、ノズルゲート、ランナー、及びスプルーが、それぞれ、空冷効果の高い断面形状を備えていることを特徴とする射出成形用金型。

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