特許
J-GLOBAL ID:200903024758714812
バイオセンサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-330039
公開番号(公開出願番号):特開平5-142190
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 小量のモノクローナル抗体で短時間の内に妊娠の有無を正確に判定するとともに、使い勝手のよいバイオセンサを提供する。【構成】 バイオセンサの感応部1を尿に浸漬すると、人絨毛性ゴナドトロピンが、第1の識別膜33,第2の識別膜35におけるモノクローナル抗α,抗β-hCG抗体と、順次、抗原抗体反応を起こし、モノクローナル抗α,抗β-hCGの複合生成物を生成する。この生成物が透過膜11を透過して電解液17に拡散し、電解液中の溶存酸素の濃度が変化する。溶存酸素濃度の変化は、カソード電極19とアノード電極21の間の電流値の変化となって現れ、この電気量の変化に基づいて妊娠の有無を判定する。
請求項(抜粋):
電解液を満たした電解液室と、該電解液に浸された1対の電極と、被測定物質に対する識別機能を有する生体物質を担持した識別層と、前記電解液と識別層とを隔てて前記電解液室を密閉するように設けられ、該電解液室内への所定の透過対象物質の透過を許容する透過膜とを備え、前記電解液中への該透過対象物質の透過量に起因する前記1対の電極間の電気変化量に基づいて前記被測定物質を測定するバイオセンサにおいて、前記識別層は、人絨毛性ゴナドトロピン(hCG)と抗原抗体反応することにより1次の抗原抗体反応生成物を生成するモノクローナル抗α-hCG抗体を担持した第1の識別膜と、該1次の抗原抗体反応生成物と抗原抗体反応するモノクローナル抗β-hCG抗体を担持した第2の識別膜とを積層し、前記透過膜側に該第2の識別膜を配置してなり、前記透過膜は、前記第2の識別膜においてモノクローナル抗β-hCG抗体が関与して生成した2次の抗原抗体反応生成物を透過対象物質として、その透過を許容する透過膜であることを特徴とするバイオセンサ。
IPC (3件):
G01N 27/327
, G01N 33/53
, G01N 33/543
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