特許
J-GLOBAL ID:200903024758830570

アンチロツク型ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-197068
公開番号(公開出願番号):特開平5-016775
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 後輪のアンチロック制御なしでの制動力配分である設計制動力配分を理想制動力配分に対して後輪側が大き目となるように設定し、後輪のアンチロック制御により実制動力配分を理想制動力配分を精度よく一致させるアンチロック型ブレーキシステムにおいて、アンチロック制御不能時にも後輪が前輪より先にロック状態に陥らないようにする。【構成】 設計制動力配分を理想制動力配分に対して後輪側が小さ目となるように設定する。また、マスタシリンダ10とアンチロック制御装置64との間に制動力配分制御装置114を設け、かつ、これを、アンチロック制御可能時にはマスタシリンダ10の液圧を増圧して、アンチロック制御なしでの実制動力配分が理想制動力配分に対して後輪側が大き目となることを許容するが、アンチロック制御不能時には増圧を禁止して、実制動力配分を基準制動力配分とする。
請求項(抜粋):
マスタシリンダの液圧が前輪のホイールシリンダおよび後輪のホイールシリンダに伝達され、それら前輪および後輪のうち少なくとも後輪のホイールシリンダについてはマスタシリンダの液圧がアンチロック制御装置を経て伝達されてその少なくとも後輪のホイールシリンダの液圧がその少なくとも後輪のスリップ率が適正範囲に保たれる高さに制御されるアンチロック型ブレーキシステムにおいて、前記マスタシリンダと前記後輪のホイールシリンダとを前記アンチロック制御装置を経て互いに接続する液通路の途中に制動力配分制御装置を設け、かつ、その制動力配分制御装置を、同じ高さの入力液圧に対する出力液圧の高さを、前記アンチロック制御装置が作動可能であるときの方が作動不能であるときより高くなるように制御するものとしたことを特徴とするアンチロック型ブレーキシステム。
IPC (3件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/34 ,  B60T 15/36

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