特許
J-GLOBAL ID:200903024762176485

座または背凭れ等の椅子の構造物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-171583
公開番号(公開出願番号):特開2000-004992
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 椅子の構造物を簡易に低コストで製造する。【解決手段】 熱可塑性合成樹脂製芯材2と、この芯材2に支持されたクッション3と、このクッション3の上に張られる上張地4とから成る座または背凭れ等の椅子の構造物の製造方法において、不織布26と芯材2とを重ねてシート状に一体化したものを不織布26を下にして加熱し、少なくとも芯材2の表面が溶融し全体として形を保ち得る程度にまで加熱した後、芯材2をプレス型間に搬入し、加熱された芯材2の表面側にクッション3と上張地4を重ねてプレス型により加圧成形して、尚かつこの加圧成形時には、芯材2とクッション3と上張地4との積層状態を保つクリアランス部を椅子の構造物として弾力性を必要とする部位5に有すると共に芯材2とクッション3と上張地4とを圧着する加圧部をクリアランス部以外の部位に有するプレス型を用い、クリアランス部ではクッション3の弾力性を維持すると共に加圧部ではクッション3を潰した状態で溶着して、芯材2とクッション3と上張地4とを一体化する。
請求項(抜粋):
熱可塑性合成樹脂製芯材と、この芯材に支持されたクッションと、このクッションの上に張られる上張地とから成る座または背凭れ等の椅子の構造物の製造方法において、不織布と前記芯材とを重ねてシート状に一体化したものを前記不織布を下にして加熱し、少なくとも前記芯材の表面が溶融し全体として形を保ち得る程度にまで加熱した後、前記芯材をプレス型間に搬入し、加熱された前記芯材の表面側に前記クッションと前記上張地を重ねて前記プレス型により加圧成形して、尚かつこの加圧成形時には、前記芯材と前記クッションと前記上張地との積層状態を保つクリアランス部を前記椅子の構造物として弾力性を必要とする部位に有すると共に前記芯材と前記クッションと前記上張地とを圧着する加圧部を前記クリアランス部以外の部位に有する前記プレス型を用い、前記クリアランス部では前記クッションの弾力性を維持すると共に前記加圧部では前記クッションを潰した状態で溶着して、前記芯材と前記不織布と前記クッションと前記上張地とを一体化することを特徴とする座または背凭れ等の椅子の構造物の製造方法。
IPC (3件):
A47C 27/14 ,  A47C 7/02 ,  A47C 7/40
FI (3件):
A47C 27/14 A ,  A47C 7/02 Z ,  A47C 7/40
Fターム (5件):
3B084EC03 ,  3B096AA03 ,  3B096AB09 ,  3B096AD01 ,  3B096AD06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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