特許
J-GLOBAL ID:200903024762781249

射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102442
公開番号(公開出願番号):特開平8-039623
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 洗浄あるいは交換の際に2個の部材からなるノズルシールを容易に取外すことのできる射出成形装置を提供する。【構成】 ノズルシールを構成する着脱可能な2個のインサート46、50がキャビティ16に通じたゲート14にかけて溶融材料を導くノズル10の中心孔42と同心を保って設けられる。第1インサート46はノズル10の前端部54のシート部72にねじで組み付けられ、第2インサート50は第1インサート46にねじで組み付けられる。双方のインサート46、50はレンチを掛ける六角形状の係合部80、102を有する。この係合部80、102はノズル10の周囲の絶縁空間68に配置されており、金型を分解することなく、洗浄あるいは交換のために容易に取外すことができる。
請求項(抜粋):
金型内に設けられた少なくとも1個のノズルと、前記ノズルに着脱可能に設けられた第1および第2インサートとを備え、前記ノズルは後端部、前端部および該後端部から該前端部にかけて内部を貫く中心孔を具備すると共に、前記金型との間に絶縁空間を保って該金型内に装着されており、前記第1インサートはねじを刻設した後部を有する外部カラー、該第1インサートのまわりに複数の平らな面を備えた中間係合部および内部を貫く溶融材料通路を具備すると共に、前記溶融材料通路が前記ノズルの中心孔と同心を保つように前記ノズルの該前端部のシート部に前記外部カラーの該後部のねじで取外し可能に設けられており、前記第2インサートは後部、前部および該後部から該前部にかけて内部を貫く中心開口を具備すると共に、前記中心開口が前記ノズルの該中心孔と同心を保つように前記第1インサートに設けられており、前記第1インサートの該中間係合部が該第1インサートを回転させる工具を掛けるために前記絶縁空間に配置されてなる射出成形装置において、前記第1インサートの該外部カラーにねじを刻設した前部を形成すると共に、前記第2インサートに前記外部カラーの該前部と螺合させるねじを刻設した内面および複数の平らな面を備えた係合部を形成し、前記第1インサートに対して前記第2インサートを回転させる工具を掛けるために前記係合部が前記ノズルと前記金型との間の該絶縁空間に配置されることを特徴とする射出成形装置。

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