特許
J-GLOBAL ID:200903024763063765

フイルムドアユニツト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 勇作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210123
公開番号(公開出願番号):特開平5-033997
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 エア漏れを防止するとともに、作動時の摩擦音を低減した静粛なフィルムドアユニットを提供する。【構成】 フィルムドア10に約1〜2kgfの張力が作用すると、弾性案内ロール8,9の案内面である弾性体20,21の外周面20a,21aが変形して、ケース2と走行するフィルムドア10との間に約2〜3mmの隙間を生じて無接触となり、摩擦音が発生しない。巻取り側の可逆駆動モータ15を停止し、所定遅れ時間経過後に巻戻し側の可逆駆動モータ16を停止すると、フィルムドア10に作用していた張力が解除され零となり、変形した弾性案内ロール8,9の案内面20a,21aが元どうりに復元し、弾性案内ロール8,9に掛かる部分がケース2の湾曲壁6,7に密接する。また、フィルムドア10には、送給されるエアの送給圧が作用してケース2の内側に密接しエア漏れを生じない。
請求項(抜粋):
ケースに形成した開口の開閉を制御するべく、ドア開口を設けたフィルムドアを案内ロールにより案内して前記ケースに沿って走行させるようにしたフィルムドアユニットにおいて、前記案内ロールの案内面を弾性体により形成し、走行時は前記フィルムドアに作用する張力のうち、該フィルムドアが前記ケースから離れる方向に作用する張力成分により、前記案内面を変形させてケースとフィルムドアが無接触となる隙間を生じさせ、フィルムドアの停止時には前記張力を解除して前記案内面の復元弾力によりフィルムドアをケースへ密接させることを特徴とするフィルムドアユニット。

前のページに戻る