特許
J-GLOBAL ID:200903024764537299
車両のサスペンシヨン装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209555
公開番号(公開出願番号):特開平5-050819
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】舵角要素によるロ-ル制御の特徴と、実横加速度によるロ-ル制御の特長とを効果的に利用して、旋回初期の回頭性の向上を図るとともに、ハンドル切戻し完了時の揺れ戻しを確実に防止することを可能とする。【構成】車両のばね上とばね下との間の流体シリンダの流体室に流体を給排してサペンション特性を変更調整するサスペンション装置において、車速センサ24および舵角センサ25からの両信号に基づいて演算した仮想横加速度演算手段31からの仮想横加速度Dygと、横加速度センサ26からの実際の実横加速度Ygとに基づいて、旋回初期に仮想横加速度Dygによるロ-ル制御ゲインKdを実横加速度Ygによるロ-ル制御ゲインKgよりも大きく補正する一方、切戻し時期に仮想横加速度Dygのロ-ル制御ゲインKdを実横加速度Ygのロ-ル制御ゲインKgよりも小さく補正する補正手段32を備える。
請求項(抜粋):
車両のばね上とばね下との間に架設された伸縮可能な流体シリンダを配設し、該流体シリンダの流体室に対し流体を給排してサペンション特性を変更調整するようにしたサスペンション装置において、車速を検出する車速センサからの車速信号および舵角を検出する舵角センサからの信号に基づいて車体に作用する仮想横加速度値を演算する仮想横加速度演算手段と、車体に作用する実際の実横加速度値を検出する横加速度検出手段と、上記仮想横加速度演算手段からの車体に作用する仮想横加速度値、および横加速度検出手段からの実横加速度値に基づいて、旋回時における姿勢制御を所定のゲインで行う制御手段と、旋回初期に仮想横加速度値による制御手段の姿勢制御のゲインを実横加速度値による制御手段の姿勢制御のゲインよりも大きく補正する一方、切戻し時期に仮想横加速度値による制御手段の姿勢制御のゲインを実横加速度値による制御手段の姿勢制御のゲインよりも小さく補正する補正手段とを備えたことを特徴とする車両のサスペンション装置。
IPC (2件):
引用特許:
前のページに戻る